7月31日、関西国際空港を12時20分のミヤット・モンゴル航空で出発、4時間半のフライトでウランバートルに到着。翌日バスで果てしない大草原の中をカラコルムへと移動しました。しばらくは舗装された道を走りますが、そのうち草原に付けられた轍の跡をバスは進みます。覚悟していたとは言え、この悪路には閉口します。時々行き交う車の砂埃と排ガスに見舞われ、上下、左右に揺られ飛び上がりながらの旅の始まりでした。
(草原の中、草を食む馬)
(カラコルム遺跡のエルデニゾー寺院と僧侶)
(ツーリストキャンプのゲル)
かつてのシルクロードの重要な都市として栄えたカラコルム。旧モンゴル帝国の夢の跡に立って、見渡す限りの大草原の中を騎馬軍団が駆け抜ける様子を想像してみましたが、実感は湧きませんでした。世界遺産である16世紀の仏教遺跡、エルデニソー寺院には今も僧侶が読経しており歴史は脈々と続いていることはよくわかりましたが・・・
ゲルの生活は快適で、物に溢れた自分の暮らしをもう少しシンプルなものにしたいと思ったものでした。また、昼間は乾燥してはいてもかなり暑いのですが、夜になると急激に温度が下がり、ベッドに入りしばらくすると係りの人が薪ストーブに火をつけに来てくれるのもありがたいことの一つでした。
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