'14-02-26投稿、追加・修正
既報生物多様性・生態系異変に係る投稿のまとめ('12-05-13~'13-12-08) (2013-12-11) にて、生態系の異変に係る記載を調べていますが、
環境goo 生物多様性特集 によれば、
「~地球から生きものがいなくなる日~
・・・
私たち人間にとっても普段食べている肉や魚が食べられない時代が
数十年後、数百年後には訪れてこないとも限らない。
つい一昔前には見られていたゲンジボタルやメダカは
絶滅危惧に分類されていることからも想像できるだろう。・・・
人為的に行ってきた行動がこの生態系ネットワークを乱してきたのだ。
もちろん人為的に行った影響だけではなく、
地球温暖化による生態系への影響も当然のことながらあることは事実だ。・・・
「地球から生きものがいなくなる日」が本当に訪れてしまうかもしれない。・・・」という。
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関連投稿:
生物多様性に係る記載(その5:2万900種が絶滅危機にあるという。原因は)(2013-07-03) に記載しましたように、その原因は不詳ですが、ニホンウナギのみならず、源氏蛍、トキ、イボニシ貝、松茸、サンゴなど危機に瀕しているという。
という反面、原発周辺に集まりやすいという「くらげ」、東シナ海、沖縄諸島、グレートバリアリーフなど太平洋各地に発生していると言われる「オニヒトデ」の大量発生など好ましくない現象があります。
ダイオウイカは日本海沿岸で捕獲されていますが、その原因については、既報地震の前兆という海水温上昇 茨城〜房総沖が福島~宮城沖に拡大! 更に三陸・東海沖にもという。(2014-02-20)のように、海水温などの異変の影響があるのだろうか?と推察していますが、既報大地震の前兆か?茨城県でボラが大量発生!という。(【再掲】地震予兆いろはカルタの紹介)(2014-02-06)のいろはカルタなどで深海魚類の捕獲は地震の前兆の第一段階ともいう。
今回は、通常、深海に生息しているという「ダイオウイカ」が浅海でたびたび捕獲されている生態系異変の一環として、関連情報を調べました。
NHK WEB news 2月25日 19時08分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140225/k10015527201000.html
素もぐり漁師 ダイオウイカ捕獲
「深海に生息し、詳しい生態が分かっていない巨大なイカ「ダイオウイカ」を、素もぐり漁をしていた兵庫県の漁師が見つけ、生きたまま捕獲しました。
ダイオウイカは冷凍保存され、調査や研究に役立てられるということです。
ダイオウイカが見つかったのは、兵庫県の日本海側にある新温泉町のおよそ300メートルの沖合いです。
25日午前10時半ごろ、地元の漁師の岡本哲雄さんが水深およそ8メートルのところでサザエの素もぐり漁をしていたところ、頭上を大きなイカが泳いでいるのに気づいたということです。
岡本さんは持っていたロープをイカにくくりつけて生きたまま捕獲し、船で引っ張りながら漁港に水揚げしました。
見つかったダイオウイカは、触腕と呼ばれる一番長い触手が切れていましたが、全長が4メートル13センチあり、重さは200キロほどあるとみられています。
岡本さんは「何十年も漁をしていますが、まさかこんな大きく珍しいものが近くを泳いでいるとは思わなかったです」と話していました。
ダイオウイカは深海に生息していますが、この冬は、新潟県や富山県の日本海側の沖合で相次いで見つかっています。
海洋生物学に詳しく、漁港に駆けつけた鳥取県立博物館の和田年史主任学芸員は「生きた状態のダイオウイカを見るのは初めてなのでとても驚きました。ことしは日本海側でダイオウイカの水揚げが相次いでいて、今後、調査や研究を進めたい」と話していました。
鳥取県立博物館は水揚げされたダイオウイカを冷凍保存し、生態の解明などに向けて調査や研究を進めることにしています。」という。
関連記事について調べてみました。
最近のその他の地域における事例として、
zakzak 2014.01.22
ダイオウイカ、次々浮上の怪 地球温暖化と関連?大地震予兆かhttp://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140122/dms1401221207010-n1.htm
「巨大深海生物が次々と姿を現している。今年に入って生きたままのダイオウイカが定置網に引っかかるなど相次いで水揚げされ、海洋学者ら関係者を興奮させた。だが、めったにないことだけに不安にもかられる。天変地異、特に地震との関係だ。海の底でとんでもない地殻変動でも起きているのか。
不気味な現象だ。鳥取県岩美町の網代新港で21日、全長約3・4メートルのダイオウイカが底引き網にかかり、水揚げされた。
重さは100キロ超と推定され、大きさや形状などから雌とみられ、「触腕」という最も長い足が切れずに残っていれば、全長8メートルだった可能性もある。底引き網を引き揚げた漁船員によると、「生きているときは怖いくらいの迫力だった」という。
新潟県柏崎市荒浜の海岸でも19日、3~4メートルのダイオウイカの死骸が打ち上げられているのが見つかり、8日には同県佐渡市沖合のブリの定置網に約4メートル、重さ約150キロの生きたままのダイオウイカがかかった。
巨大イカにとどまらず、石川県羽咋(はくい)市では2日、海岸にリュウグウノツカイ(約2・5メートル)の死骸が流れ着いた。新年早々、妙な現象が相次いでいるが、何かの前兆なのか。
本紙で『警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識』(木曜)を連載する武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏は「もともとダイオウイカは、南海の深海に生息している。日本海まで漂着するというのは異例のこと。海流の流れが変わっているのではないか」とし、こう指摘する。
「実際、そうした学説が発表されており、地球温暖化との関連を問う声も上がっている。地震を引き起こす地殻変動との関連ははっきりしないが、地球全体に何らかの環境変化が起きている可能性がある。深海での異常が大地震への予兆であるかどうかは不明だが、警戒は怠れない」
用心するに越したことはない。」という。
次に、3.11大震災の一年前の現象のようですが、日本海側では際立った大地震は起こっていないが、その後、巨大地震が東日本で発生しましたが、深海魚類の生息異変は日本海側での特徴のようです。
OK Wave 投稿日時 - 2010-02-24 21:19:01
地震の前兆?
http://okwave.jp/qa/q5703622.html
「最近日本海側で、ダイオウイカやリュウグウノツカイなどめったに見られない深海生物が浜に漂着するケースが相次いでいて、これらの深海魚は海底変化の影響を受けやすいため、いま海底で何かが起きていて、漂着は地震の前兆ではないかというニュースを見ました。
☆地震の前兆ではないとすると、ほかにはなにが考えられますか
☆地震の前兆だと仮定した場合、地震がおきるのはそれらの漂着がみつかった浜の近辺ということなのでしょうか
質問者が選んだベストアンサー
さすがに詳しい学術研究はないので発生源等に関しては何ともですが・・・
一般に地震の基となる岩盤破壊、あるいは地下のマグマなどの動きで
地磁気が乱れるのか、電磁波が発生するのかのメカニズムがあるとみられています。
この乱れを動植物は嫌う傾向にあり、色々な変態行動をおこします。
海洋では深い場所の異変なら深海魚、浅い場所なら底物の魚がよくかかるときが
要注意といわれています。
この過程通りならば逃げてきた先で地震が発生する可能性はあります。
ただ、温暖化で北極や南極の氷が溶けて、深海の海流に異変があるのも事実です。
結局のところ生態系も何も謎に包まれているので何ともいえないのですが、
獲れた近くの人は用心をした方がいいという当然の帰結に落ち着くでしょう。
話は変わりますが、オーストラリアの地質学者が今後50年以内に東アジアで
プレートの異変があると警告しています。
主にヒマラヤの造山運動に関することらしいですが、その過程で中国内陸部に
多くの巨大地震がおこると警告しています。
まあ、世界的に活動期に入ったようで、それを象徴するように巨大地震が
立て続けにおきているのは不気味ですね。」という。
⇒ダイオウイカは南海の深海に生息していて、くらげと同様に海水温の上昇を好むと想われますが、海流の異変が奇しくもその要因として挙げられているようですが、
海流といえば、既報(2013-09-20) の引例によれば、