シリーズで掲載しました念仏宗の無量寿寺の施設からお釈迦様の教えが伺えます。
階段の波模様
お釈迦様はこの世の中を苦しみの世界、それを苦海と表現されました。このお寺の300段近く有る石の階段の蹴上にはこの様な波模様が総ての階段に刻まれています。この階段(苦海)を上がると極楽浄土が有るのでしょうか。
釈迦堂の欄間に刻まれたお釈迦様の一生
人間はどの様に生きたら苦の世界から救われるのかを求めて厳しい修行が六年近く続きました、そしてお釈迦様はやせ細りついに倒れてしまいました。倒れているお釈迦様に貧しい少女が牛乳(ヨーグルト)を差出、お釈迦様は生き返りました、彼女の名前はスジータと申します。この名前何処かで聞いた事が有りませんか、そうですコーヒに入れるクリープの名前でよく知られています。
悟りを得たお釈迦様
スジータのお陰で命を得たお釈迦様は苦しい修行を乗り越えて悟りを得ました。
教えを説くお釈迦様
悟りを得たお釈迦様は亡くなるまでの四十年近くを苦しむ人々に教えを説いて布教に一生を捧げました。
涅槃のお釈迦様 お釈迦様は80歳で亡くなられました。菩提樹の木の下でお弟子さん達に見守られて涅槃に入りました。涅槃に入るお釈迦様にお弟子の一人が問いました「お釈迦様が亡くなられたら何を頼りに私は生きて行けば良いのですか」。お釈迦様は「私の教え(法)のみを頼りにし、他のものに一切頼ってはいけない」と遺言されました。 お寺は立派な伽藍では有りません、寺は寸土と書きます、自分の座れる広さが有り、教えを説く所が有ればそれが本当のお寺だと私の師匠はおっしゃった。末法の世、正しい教えが広まり平和な世の中が続く事をお祈りいたします。 釈迦と五人の比丘 2000人収容の大講堂の玄関正面の大石佛です。 天狗ファン皆さんこのシリーズお付き合い有難うございました。
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