先日商工会の賀詞交歓会に行ってきました、会長の積極的な外交努力により桑名市長さんを始め、市会議員の先生方も大勢出席され、又会員さんも大勢出席され例年にない盛り上がりでした。
桑名市長を始め商工会会長らによる鏡開き
宴会もたけなわ、一人の髭面の青年が私に近づいて来て「保護司の先生、以前大変お世話に成りました」と私に挨拶をしてくれる。私は人の顔と名前を忘れる癖が有るので青年の事が思い出せません。青年は七年前の事件の事を話してくれてやっと彼を思い出す。彼は当時少しグレていてガソリンスタンドで無賃給油をして保護観察処分成った。当時彼は建築現場の足場を組む鳶職をしていたが両親は大変真面目な方で彼の更生は順調だった。
あれから七年、彼は今、建築関係の防水工事をする会社を自営している、そして五人も職人さんを抱えていると楽しそうに私に近況を話してくれた。
人の生涯を一寸した事で評価したり判断してはいけない、彼はあの事件をきっかけに更生し立派な社会人に成長していた。ニコニコして私に話をしてくれる彼を見ていて私も嬉しくなった。
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