23日は多度大社の新嘗祭でした。秋の収穫を祝い、神様に感謝を申し上げる大事な神事で有ります。
紅葉の始まった多度大社。私も多度の大神様にご招待を受けて神楽殿で行われた新嘗祭に厳かに参列しました。 その後、境内の馬場では小笠原流の流鏑馬神事が奉納されましたのでゆっくりと観覧、秋の流鏑馬祭りは平成2年から始まったとの事で多度大社の神事では未だ新しい神事です。 流鏑馬は走る馬上から大よそ50cm四方の板を目がけて矢を射るのですが歴史は源平の頃から行われていたそうです。 走る馬上から両手を離して背丈以上ある大きな弓から矢を射る事は至難の業、落馬も有れば矢も板を外すことは珍しくありません。 的の近くに居るこの方々は審判の方です、矢が的を打ち抜いたのかどうかを確かめて記録を取るのも流鏑馬の神事ごとの一コマなのです。 150m程ある馬場には三か所の的が有り騎手は三か所総てに走る馬から矢を射る。女性の射手や高校生の射手も挑戦し日本の伝統行事を神様に奉納する厳かな神事でした。