佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

新潟ユース合唱団9月17日練習

2007年09月19日 23時44分37秒 | 合唱

 

 待ちに待った日。

ユースでの雨森文也先生と高橋かほる先生が揃った

初練習でした。

 

 

 初回の練習は7月22日の予定が、

地震で延期。今回、ちょうど信越線も13日から再開し、

電車の見込みもつきました。

両先生とも、遠方よりいらしていただきました。

 

 

 午前中、前日入りしていた雨森先生と、

打ち合わせを兼ねて、もう一人の実行委員とともに少しお話。

そして高橋先生をお迎えし、昼食後13:00から練習。

 

 

 果たしてどうなるか、、、と思っていたのですが、

結論から言うと、非常に有意義な練習になったと思います。

お二人の先生をお呼びしたことが正解だったと確信がもてました。

 

 

 心配というのは、

新潟ユースの団員がどちらかというと大人しいことでした。

雨森先生の情熱溢れる指導と、化学変化が起きるかどうか、

でしたが、団員は非常に納得しながら、

スポンジが水を吸うように吸収していました。

 

 

 で、高橋先生は今回初めてピアノを聴かせて頂いたのですが、

まあ、すごいです。

雨森先生などから噂は聞いていたのですが、

いやー、本当にすごいピアノを弾かれる。

ピアニストが、伴奏ではなく一人の共演者だということを

改めて強く思わされました。

 

 

 自分自身、そして団員に欠けていたと思うのが、

テキストなどから来る歌の裏付け。

ついつい下振りとして、音を整えることばかり気にしてしまいましたが、

雨森先生の指導は、「何故歌うのか」「どうして歌うのか」という問いから

離れることがなく、歌い手が心がけるべきことを

常に示し続けてくださいました。

練習以外のときに、楽譜を読んで、どれだけ曲に近づけるか、

だと思います。日々の忙しさで忙殺されてはいけない、

そう思いました。反省。。。

 

 

 16:00からは共演合唱団であるJuneとユートライも加わり、

合同曲の練習。

短い時間の中、先生方は曲への思いなど全て出しつくそうとされ、

歌い手もそれに反応していました。

1時間という時間が短すぎる、、、

止む無しとはいえ、そう思いました。

 

 

 3団体でのサウンドはまた違うサウンドになるね、と

お二人の先生とも帰りにおっしゃってました。

たしかに、新潟ユースはサウンドが良くも悪くもちょっと青いので、

3団が交ざって歌うことが、それぞれの刺激になればと思います。

 

 

 次回のお二人の練習は10月28日です。

それまでがんばらないと。。。

 

 

追伸 これは構想段階ですが、

この10月28日の練習を、公開練習にできないかと思っています。

先生方の許可が必要ですが、

ぜひ、この刺激溢れる練習を、新潟の指導者にも見て欲しい、

心からそう思います。