佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

身体考~短所の中にあった長所~

2007年01月18日 22時52分30秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

Pc260046 

 

 

 

 私の手です。

暇なので(否、この間の合宿の合間に撮りました)、

掲載してみました。

 

 

 良く見ていただくと分かりますが、

ドの音からオクターブ上のファの音まで届きます。

ミまでなら、上から押さえられます。

 

 

 私は、昔からコンプレックスの塊でした。

内面上のことのほうが悩んだ時期は長かったですが、

外見のこともやっぱり悩んだことがあります。

先に外見の方がやってきましたね。中学生くらいです。

鼻が低いとか、足が短いとか、髪質が嫌だとか、

いろいろありました。

誰もが一度親を恨んでいるはずです(笑)。

そんなことしても仕方ないのですが。

 

 

 でも、昔からこれだけは気に入っていたことがあります。

手です。

 

 

 昔から、手は大きかったです。

で、男っぽい手ではありませんでした。

実は、指先(爪の辺り)は、悪い癖の為、正直お見せできないですが、

指から手の甲にかけてのシルエットは、

昔から非常に好きでした。手タレが出来るんじゃないかと(笑)。

 

 

 手が大きく、指も結構長いので、

昔からそれだけは重宝していました。

ピアノではあまり困りませんでしたし

(ただし細かい動きが非常に苦手だった。要は練習しなかった(爆))、

バスケットボールは片手で持てました。

自分より手の大きい人はあんまりいませんでしたね。

 

 

 ただ、親にそれを言うと、

「手伝いをしない手だ」

「苦労してない手だ」

と散々言われました(苦笑)。事実ですが。

この手から苦労は感じられないなと(爆)。

 

 

 女性が男性を見るときに、

手を結構見るという人が多いらしいですね。

僕は昔から指揮をしていたことと、

オペラに出たときに指の動きについて結構注意されたので、

指先の動きは非常に気にします。

そのオペラがドンジョヴァンニだったので、

「指の動きで女性を口説けるように」と意識していました(笑)。

 

 

 でも、女性にも、二通りいるようですね。

僕のような細い手を好む人と、

ゴツゴツした手が好きな人の二通りです。

たしかに、僕の手には男らしさのかけらもありません(笑)。

手の甲には血管が浮いていますし(笑)。

皆さんはどちらがお好みなのかと。

 

 

 ただ、手が大きいというのは、

ピアノにあまり関係ありません。

僕は指が細く、しっかりとした豊かな音が鳴らせませんでした。

 

 

 

 手だけで女性を落とせるくらいなら、

今までもっと落とせたはずなのですが(爆)、

ダメみたいですね。

まあ、見たい人はいつでも言ってください(笑)。