GSX1135面研 2011-01-06 05:18:00 | ヘッド面研 ボーリングしたお客さんに「面研は必要ないですかね~」と聞かれました。 そうですね~。 普通にただ排気量が上がったかなくらいの違いにしかならないと自分は考えてます。 燃焼室を測定してそれで規定の圧縮比になってればええんですが・・・。 大体10いくかいかないかくらいです。 目標の圧縮比10.25になるように面研して終了。 これで同じワイセコ1135とは違いますね~。 ただポート形状とかシート回りはノーマルなので自分が組んで出すエンジンとも違います。 まあこの辺は好みだし、速くなりすぎるのも困るかな(笑)
ヘッド面研 2010-11-22 19:56:00 | ヘッド面研 バイクの部品の事ばかり書いてますが自動車用の部品も普段は加工してます(汗) 通常の仕事は当たり前すぎるないようなので記事にするのもどうかなと思ってついついおろそかにしてしまいます。 今日はミニのヘッドを2ミリ研磨して欲しいということでしたので研磨してました。 OHVだから研磨は相当できますがバルブとの干渉などを必ず行ってくださいと念押ししています。 ネットで情報は簡単に手に入るように思えますが基本的には自分の目で確認しないと安心できないオヤジです
面研・面研・メンケン~♪ 2009-02-17 05:12:58 | ヘッド面研 今日は朝イチにディーゼルの6気筒のヘッドを研磨したと思えば午後からはバイクパーツの面研磨をしてました。 ガシガシいくよ~♪ 左側2個はGPZ400F用のシリンダーヘッドとシリンダー。右端はZ1。 こうやってみるとZ1のノーマルボアも大きく見えますの~。 GPZ400Fのボアはボアアップ済みということだそうです。GPZはこの画像の一番端の穴に油圧のラインがあるので歪には注意が必要ですね~。 研磨自体は研磨機にかけるまでが時間がかかる程度で削るのはあっという間です。 ヘッドの方も研磨しておきますが吸気側のシートリングの位置の関係でこれ以上研磨するのは結構ビクビクします。 ヘッド自体もやはり歪は出ていましたので最小研磨を行うことは今後の油漏れ、圧縮漏れには有効だといつも思います。 面研、最高~♪ GPZ400のほうは18日に発送しておきます。Z1の関係も20または21日には発送できそうです。現在ボアアップ中
斜にかまえたヤツ 2008-06-20 22:35:49 | ヘッド面研 直6のヘッドと格闘してました。 デカイ、幅が広いうえに、更に 変じゃし。 あ~、図面かいた人には悪いけどこの斜めの加工がどれほどの価値があるのか修理屋のバカオヤジにはわからんで。 おお騒動して平面研磨機にセットして、ギリギリのレベルで加工してました。 あ~、でもコレも研磨したらいけんと整備解説書には書いてあるんよね~。 歪んだらヘッド交換とサービスマニュアルには書いてあるけえの~。 このヘッドの定価を調べてないけど40か50くらいはすんじゃないの?それをお客さんに「換えろ!」って簡単には言えんで。 最近のはOHCでもギアのバックラッシュの調整が出来るようにメーカーによってはできますから。このヘッドはそういった調整は出来ないのでバックラッシュがきつくならないように細工しながら進めるしかありません。 あと10年たったらディーゼルの世界もどんなになるんだろうね~。
参考資料 2008-05-09 04:36:03 | ヘッド面研 車のヘッドを見ながら「コレがこうなってああなっとる。」というのも勉強の一つでしょうね ただならぬ雰囲気を出しています。 燃焼室はフルマシニングで容積が合わせてあります。 ちなみにtaniがプラグ穴をリコイルしたおかげでこの部分はほんの少しだけ容積が変わって(リコイルの外周部分の容積)しまったかもしれません。まあしょうがないでしょう。プラグが走行中に「ボン!!」って抜けてはチューニングヘッドとしては役目をはたせませんからね。 ポートの中も加工で仕上げられておりストレート形状や分岐部分の形状も仕上げられています。こうすれば気筒毎のバラツキが押さえられますね。ウチではこんな芸当はできません。スバラシイの一言です。 バルブもガイドから出てポート内に露出する部分は細くし抵抗になるのを防いでいます。 こうみるとチューニングの定説と言われる物はすべて盛り込まれており教科書のようなヘッドですね。