+TANI 

山口県の谷口自動車というエンジン修理屋の周りで起きる出来事が中心です。

日産ディーゼル

2016-02-26 21:52:00 | ヘッド面研


最近は名前も変わってしまってますが日産ディーゼルのヘッドです。

面研してますが・・・。

なぜだかヘッドカバーの取り付け面が斜めになっているので加工する時の固定が面倒です。



イヤイヤ、オーバーヘッドカムだから面研したらバックラッシュが変わるからダメとか言われそうだけどね。




エンジン弄り

2016-02-21 18:36:00 | バイク
2ケースボーリングもしたし、ヘッドも軽く手入れして組み上げていきます。



でも絶対この作業をせずには進めないのでゴソゴソやって・・・。



粘土でバルブとピストンクリアランスの確認。

面倒です。でもやらないならエンジンを組むのを止めます。

これでやっと本組用のガスケットが登場。



そして組み上げて完了。

組み上げたカム周りの画像を見ながらカムにより長穴のずれ方が違ったりします。カムチェーンを換えたからかなとも思いますが単純な組み替えだからバルタイを取らなくていいなんていうのは止めたほうがよいかな。




1腰上分解という依頼のエンジン。



正直腰上だけバラすのはそれほど大した作業ではないですが?



世の中そうはいかないのが想定内。

なぜだかケースボーリングをしてたり。



組み上げてなんとなく通常のペースに戻ったかな。



まだまだ先は長いかも。

オイルポンプ

2016-02-19 21:14:00 | KAWASAKI
カワサキのZ系エンジンで腰上だけの依頼であってもオイルパンを外してスラッジの有無など確認するようにしてます。当然オイルポンプも確認します。



「頼んだ事だけやってくれればええ!」と言われそうな気もしますがtaniに作業依頼をしてくれる方は判断をまかせてくれる方が多い気がします。



今回取り外したオイルポンプ。



色々な物を吸いこんだような痕跡がストレーナ―にはあります。



オイルパン内もゼリー状のスラッジがありましたがこれは使っていたオイルの性状によるものかなと思いました。

オイルポンプはショッピングカートにも紹介していますがあまり売れてません。

30年以上前のオイルポンプで心配にならないのか不思議です。

GSX860S用スリーブ

2016-02-18 19:24:00 | My Katana


GSX750Sを860CC以上にする場合のスリーブです。

これまではZ系のスリーブを流用したり、GSX1100S用のスリーブを使ってました。

GSX1100S用だとφ72のノーマルピストンを使うとスリーブの圧入時の変形で真円度が出ない場合があるのでZ系のスリーブでボーリングする必要があったりしました。

今回GSX1100S用のノーマルボア対応スリーブが出来たのでこれをうまく追加加工すると良い感じで使えます。

必要な作業はシリンダーのバレル加工とスリーブ圧入作業、ピストンに合わせたボーリングφ72~75、ケース側ボーリング(個人でのリューターによる手加工でも頑張ればできる)となります。

ピストン側もバルブリセスを削る必要がありますが・・・。

マニアにお奨めです。

リフターホールの補修

2016-02-15 18:18:00 | KAWASAKI
1回のボーリング代が0.05ミリとビビりながら加工中です。







終わると普通に見えるけどね。


リフターホールの補修。



見ちゃうとこのままでは使えないと思えてくる。リフターホールだから油圧が落ちるわけではないけども。

オーバーサイズにできるリフターを分けてもらえたので感謝しないといけません。



リフターホールをこのリフターに合わせてボーリングします。