宣伝のちゃんとしとこうかな。
左側にあるなんの事ない棒がバルブガイド用の素材。部品屋さんより購入。
それを旋盤で荒引きしたのが中央の物。
バルブの入る穴はリーマで仕上げてあります。このバルブの入る穴を開けるのが曲者。ドリルで開ける時に曲がりが出ると後で問題になります。
リーマも旋盤で通しますがこのとき刃物台は固定せずフリーの状態でやるようにしています。リーマは下穴にそっていくのが一番仕上げが良いと師匠から聞いているのでそうしてるだけです。剛性の強いマシンリーマは関係ないでしょうがね。
最後にクランクシャフトを削る研磨機で外周を仕上げます。このときバルブ穴を基準に心を出して研磨します。
なぜって?
バルブ穴と外径の心が合ってないとバルブが傾くからです。この傾きが曲者なんですよ。
傾くとバルブとバルブシートがきちんと当りませんし、見栄えも非常に悪く、修正も非常に大変です。非常に手間のかかるガイド製作ですが、今回1日かけて8本作りました。
よく「リン青銅でガイドを作れないか?」って聞かれますが作り方は一緒ですから作れますけど、こっちの方が穴の曲がりが出易いですね。柔らかく削り易い材質は呑気に穴をあけてると知らない内に曲がって削れていきます。
自分的には汎用品の流用が楽だな~。
左側にあるなんの事ない棒がバルブガイド用の素材。部品屋さんより購入。
それを旋盤で荒引きしたのが中央の物。
バルブの入る穴はリーマで仕上げてあります。このバルブの入る穴を開けるのが曲者。ドリルで開ける時に曲がりが出ると後で問題になります。
リーマも旋盤で通しますがこのとき刃物台は固定せずフリーの状態でやるようにしています。リーマは下穴にそっていくのが一番仕上げが良いと師匠から聞いているのでそうしてるだけです。剛性の強いマシンリーマは関係ないでしょうがね。
最後にクランクシャフトを削る研磨機で外周を仕上げます。このときバルブ穴を基準に心を出して研磨します。
なぜって?
バルブ穴と外径の心が合ってないとバルブが傾くからです。この傾きが曲者なんですよ。
傾くとバルブとバルブシートがきちんと当りませんし、見栄えも非常に悪く、修正も非常に大変です。非常に手間のかかるガイド製作ですが、今回1日かけて8本作りました。
よく「リン青銅でガイドを作れないか?」って聞かれますが作り方は一緒ですから作れますけど、こっちの方が穴の曲がりが出易いですね。柔らかく削り易い材質は呑気に穴をあけてると知らない内に曲がって削れていきます。
自分的には汎用品の流用が楽だな~。