ポキポキと折れたスタッドボルトを除去してリコイル加工中。
純正フランジを借りて寸法を取ったのちに簡易的な治具を作ります。
これならタップも倒れないのでスタッドボルトを差した時に良い感じに仕上がります。
ヘッドのオーバーホールも行うのでガイドを抜き取り。APE製のガイドだと思うのですが超抜けなかった。
排気側は特に固く、しっかり温めてもなかなか動かないです(汗)
吸気はBITO製φ12.12、排気はTANI製流用加工品φ12.18~12.24です。TANI製はφ13.00までのオーバーサイズまでカバーできます。
ガイドを圧入したらシートカット、面研と通常のメニューになるので作業も終盤です。
バルブはべスラ(日本製)の物を使います。
シートカットする前の排気バルブシート。
当り幅も広くまたカーボンも噛み込んでます。
シートカットすることで当り面も一定幅で仕上がりますので始動性や歯切れがよくなると
taniは感じてます。
これで作業完了とはいかず・・・。
バルブのセット長(クリアランス確保)を測定したり、ステムエンドをカットしたりと組み付けまですんなりいくようなところまで確認するのが仕事かな~。