ケースボーリング

オーナーの妄想？３点キットです

うまく合体できるかな


シリンダーのバレル加工も前日の荒加工よりさらに綺麗に仕上げてます。ここの密着が悪いとスリーブの熱がうまくシリンダーの方に伝わりません。

ツバの部分の加工も終了。

そしてシリンダーを暖めて圧入。そしてボーリング、面研とすすんでいくと・・・。

オーナーの冒険心をくすぐる合体完了

あとはクランクの部品待ち～。



以下過去記録です。



ワンオフ？スリーブ製作中。

某車のスタンダードスリーブを追加加工してます

ケースボーリング中です

違和感がありますが・・・。

ケース自体を真横に置くのが楽なのでフライスのヘッドを９０度振って加工中です。

段取りに時間が掛かりますが加工自体は安心して出来る作業でした。

次はシリンダーにスリーブを圧入する準備に掛かります

旋盤で荒加工中です。

単気筒ですので旋盤でうまく荒加工までできます。

どんどん削っているとアルミの部分と鉄スリーブ部分と交互に出てくるようになります。

このスリーブの段々形状が曲者です。

スカート部分で寸法を決めてスリーブを作るとスカートの部分の寸法より大きい部分に鉄スリーブが薄く残されます。これがポロッと取れるから困るんです。

これが取れる部分までシリンダーを荒削りしておきます。

次はオーナーからのスリーブ待ちです

Zツインプラグ

勉強中～♪

守りに入りすぎるのもどうかの思うのでオーナーさんと一緒にトライです。

結果を待ち望んでいます

ヘッド面修正

研磨には該当しませんが、ヘッド面を加工しています。
普通の平面研磨機ではマニホールドの出っ張りが邪魔で研磨できません。

アーバーを使って削ってみました。

次の工程は定番メニューのガイド製作です。

アイアンヘッドのスポーツスターにステムシールを付けれるようにガイドのつば形状の寸法などを変えて製作しています。

シートカットも実施しましたが吸気側はバルブの当たる部分の外側も同時に削れる形状のツールで加工しました。バルブが沈む形状のものには有効な形だと考えてます。

おまけ

リコイルをする場所がどうもうまくいかんので老眼？まじかの目で穴の奥をみてみると・・・。

スタッドボルトの残骸が残ってるじゃないの

こんなのが残っていたらアルミの方が柔らかいからドリルやタップが絶対逃げてしまいますよ

こやつを取り除いてリコイル用のタップを追い込んでやっとええかんじの状態になりました

ワンオフ？でＭ８のスタッド、頭はＭ６の変換スタッドが必要でしたが・・・。

まあ小技って事でお許しください

自由課題

時間を見ながらコツコツ削りだしてみました

上がノーマルのフロントアクスル＋カラー、下が今回製作したものです。

頭はフライスで６角に削りだしてま～す。

重量は２２２ｇとゴロの良い数字となりました（笑）

特注品ですので販売の予定はたぶんないでしょう。高すぎじゃろね、多分。

６４チタンですから（汗）