+TANI 

山口県の谷口自動車というエンジン修理屋の周りで起きる出来事が中心です。

GSX用テンショナ―

2018-03-30 07:45:00 | GSX1100S
地味な記事ですがテンショナ―のリビルト作業記事。



新品も良い値段となってしまってますが!使える物は良い状態に戻したい性格なもので・・・。

ナットなどを再クロメート(今回は白色で)やボディをシルバー色にガンコートなどをしながらこぎれいにしていきます。



今回テンショナーロッドが飛び出さないように規制するスクリューが緩める時にダメになったので新品を購入すると形状がちょっと変わってました。

オーリングの下側がロッド側となります。



セットするとこんな感じに付くので問題無しです。



この位置でテンショナ―ロッドが飛び出さないようロックできてます。実際にエンジンに組み付ける時には少し緩めた状態に戻してスクリューをナットで固定します。

このスクリューはテンショナ―ロッドにある抜け止め部分に一致していればよいのでカムチェーンテンションの調整には必要無いです。組み付け時と取り外し時に必要ですどね!

GSX816S ヘッド補修

2018-03-13 05:26:00 | GSX1100S




画像だけでは意味不明ですので。

GSX1100S、GSX750Sなどは純正ガイドを注文しても外径が有りがたい事にオーバーサイズで入手できます。

そのガイドに合わせてヘッド側のガイド下穴を大きくするのは意味が無い(将来的にオーバーサイズにしたい時に加工代が無くなる)のでできるだけ現状の下穴寸法に合わせてガイド側の外径を調整します。

刃物台にマイクロを当てているのは百分の1のオーダーで寸法を出したいので行ってます。

Z1000 ヘッド

2018-03-12 12:55:00 | バイク
定番メニューのZ系ヘッドのオーバーホール。





いつもどうりのやり方でガイドを抜いて、ガイド下穴測定、ガイドサイズの選択。



ガイドを焼き嵌めしたら、ガイドの内径をリーマーで合わせてからシートカット。





加工する範囲が狭く済むのが一番です。

今回はポート内の鋳肌ナラシも行ってます。