+TANI 

山口県の谷口自動車というエンジン修理屋の周りで起きる出来事が中心です。

脱線

2009-08-28 18:20:00 | バイク
エンジン弄りも好きですが海もすきなんですね、ハイ。



山口県の日本海側はこんな感じです。瀬戸内も良いところにいけば水質は綺麗ですが砂の関係でここまで綺麗な感じでは写らないですね。



土井が浜という浜なんですが若い頃(20年近い前か?)、女の子達を連れてこの浜に向かうときに一人の女の子は「海では泳ぎたくない」と言ってました。

ワシは「海を見て泳ぎたくなると思うで~。」と宣言して連れていきましたが・・・。

泳ぎたくなるよね~、こんな感じなら。

山口は田舎ですがこんな楽しみが出来るのもまあ役得ですかな。

道楽かな?

2009-08-27 18:45:00 | エンジンオーバーホール
Z2のエンジンオーバーホールを手伝ってましたが、完成したということで試乗させていただきました。



エンジンを弄って作業の内容を確認するなんていうのも道楽の一つでしょうかね~good


エンジンを開ける前にも試乗させていただきましたが、全然回転の上がりが悪く低速ではなんとか走りますが回せば回すほど楽しくなくなりました。

「もうええdown_slow」って感じでしたが今回オーバーホール後に乗るとやはり違いがあります。

「もっと回してもええんよsymbol4」といわれているようです。

大事なミーティング前に壊してもいけないので全開はしませんでしたが回すのがやっと楽しいエンジンになりました。

今回は特にボアアップなどは行ってませんので純正のカタログデータをきちんと出すような作業でしたがやはりシートカット、ガイド交換、面研、クランク芯だし、強化カムチェーン+テンショナ類新品交換といった細かい積み重ねが良い結果になっていると感じました。

このフィーリング感じて欲しいなsmile

メグロS7フィニッシュ♪

2009-08-22 12:17:00 | エンジンオーバーホール
この状態まで進んでます。



連休明けからボーリングやヘッドのリフレッシュを計画してますgood
ピストンピンを短くしたりサークリップの入る溝を切ったり、コンロッドの小端部をリーマーで合わせたりという作業を地味にしてました。



実際の圧縮比がどのくらいになるのかを事前に計算しておかないといけないと考えてます。

一応実績のある組み合わせのようですが自分で確認しておかないとね~smile

そして次にコンロッド大端部のニードルベアリングを確認するためクランクを分解。



固形化したオイルとマーブルチョコのようなピンがワンウエイクラッチのような動きをしていましたaliensymbol6symbol6



コンロッドには中央に仕切りがあり2列のピンが並ぶような構造です。ちなみに上の画像は新品のグリスを塗っていますが錆び色のように見えてしまいました。



最後にクランクを組み立てて芯出しまで行って終了。

次はボーリングgood

ボリボリと削りに削って終了。



これでシリンダーより下の部分の加工は終了。

次はガイド製作+シートカットです。

まずはガイド製作です。左が純正のストックの物、右が製作したガイド+使用するステムシールです。



焼きバメした後にシートカットを行います。

このエンジンはかなり放置されていて内部の錆びが色々でていました。排気のシートリングも腐食痕が取れない部分があります。当りとしては出ますので使ってみてもらいましょう。



ステムシールを組む手順はこれまでも何回も書いてきましたが念押ししちゃいましょう。

今回はΦ9の丸棒を利用しています。普通はバルブを入れてやります。



ステムシールの内部に油を塗って丸棒に通します。メーカーによってはバルブの頭にキャップを付けてコッターの嵌る溝にステムシールのリップがひっかかって切れないように指定するところもあります。手で慎重に入れれば大丈夫ですけどね。



そしてバルブの径、ステムシールの径にあった打ち込み冶具を用意します。



そして軽く打ち込めば終了。冶具とやり方さえ間違えなければ大丈夫な作業です。


この作業ですべての工程は完了。あとは組むだけですかな?

W1自由研究♪

2009-08-19 19:18:00 | ヘッド修理_moto
旧車の悩みは部品のリプレース品が少ないことです。



この画像を見て「オヤ?」っと思うのはマニアですかね。
自由研究というほどではありませんがΦ8ミリステム用のバルブを前回探していてその結果部品屋さんが送ってもらった物がありました。

そのまま机の片隅で眠らせるのもどうかと思いコッター溝を切ったり、全長を詰めたりしてみました。

中央の2本は純正新品のΦ8ステムのバルブです。

バルブ自体は日本が誇るメーカーの純正品ですので物は問題無し。



そしてコンロッドの小端部のブッシュを製作したりと細かい作業をしてました。



ほかにもバルブスプリングを現行品のバイクからの流用ですが今回販売することができました。



「あったらいいなsymbol4」を1つでも増やせないかと日ごろから考えていますがこういった売り上げ(たいした額では多分無い)につながり、オーナーが喜んでもらえればええんじゃないかなと思う最近のtaniです。

W1ヘッドメンテΦ8

2009-08-19 00:23:00 | ヘッド修理_moto
盆連休前にお預かりしたW1も進んでます。



まずはガイドを抜いて~。

カバー側の面研を行います。



けっこう歪みというか傷などが入ってますのでガイドを抜く時に一緒にすると良いメニューです。

ガイドの方もすべて製作となります。



バルブは新品を使用するそうです。

まだ新品が倉庫に眠っているところがあるのが不思議です。



後の工程はシートカットのみの予定です。