相変わらず1960年付近の年式のエンジンを弄ってます。
パンヘッド用のシリンダーの再生です。
広島のカスタムショップさんの依頼です。いつもきちんとエンジンを組まれるショップさんなのでその名声を汚さないように国産のスリーブを使って再生です。
ヘッドとシリンダーとの当り面は結構凸凹してたりと圧縮がパスパス抜ける原因になるので軽く修正加工しています。
費用はスリーブ圧入ボーリングで5万円(2気筒)+ピストンとリングで13000円です。
「いや~それならSTDボアのシリンダーを買った方が安くていいだろ!」とも言えますが?
まあそうです。
そう思う方はそうすれば良いし。
「国産のスリーブ材で耐久性のあるシリンダーにしたい。」とか「新品シリンダーとピストンを組み合わせたけどオイルをかき上げて白煙がでるんよね??」とか。
そういう付加価値が無ければ自分もこんなに時間が掛る仕事はやらないかな。