+TANI 

山口県の谷口自動車というエンジン修理屋の周りで起きる出来事が中心です。

ディスク加工

2012-02-29 18:39:00 | バイク


なんか取り付け面が変?なので加工中。

そしてやっとパッドのあたる部分を加工。



こちら側が加工の仕上がりは良いですけど裏側を削るとビビルのでゆっくりしか加工できません。

仕上がりをよくする方法を考えんといけん。

バルタイ

2012-02-17 21:11:00 | バイク
3バイクとして形にはなってきました。



エンジンマニアとしてはこの角度からバイクをよく睨んでます。





一応試走はしましたがキャブと点火関係を詰める必要がありますね!
1ヘッド関係の加工は定番のガイド交換+シートカット+面研です。

作業の前はこんな感じの燃焼室。



掃除してシートカット。



ポートの中も凹凸をならして終了。ガンガン削れば色々な形になりはしますが今回はノーマルベースです。



削るともう戻せませんからね。画像では対して削ってないように思えますが実際はかなり凸凹していますのでこれでも時間は掛かりますな~。



そしてブラストと洗浄、塗装。クリアランスの調整をしたりして組み立て。

バルタイを取らずにポン付けするのが楽なんでしょうけどね。



最終確認中kirakira2

カムはウエブカムST-Ⅰ、トップアイドラはサンクチャリ製です。



バルタイを調整した後にカムスプロケの固定ボルトはネジロック剤+規定トルクで締め込みます。

最後の締め忘れが無いかマーキングしながら確認して撮影。

これなら後から「あれは締めたっけ?」となっても確認できるので安心です。

2そしてキャブ関係の不具合つぶし。



ありえないくらい曲がっているニードル。



バキバキに割れるほど硬くなった燃料ホースジョイント。







フロート周りに溜まった燃料カス。



燃料タンク内のスラッジ。実際はもう一度2倍くらいの量で詰まった(汗)

旧車は手が掛かるの~。



Z2ジェネ周り

2012-02-16 07:49:00 | バイク


ジェネ周りのチェックも面倒くさがらずにやりましょう。
スタータークラッチ周りのベアリング関係も見ておきます。

「大丈夫じゃろ~。」では無く「確認した。」という確証が重要じゃの~。



上段が付いていたボルト。下段はBITOハイテンションボルト。首下の長さ、太さが違いますね。



汎用の周り止めとトルクレンチで規定トルクに締め付けです。



この汎用の周り止めはZのクラッチバスケットの固定には向きません。ちょっと掛かりが甘く空回りしそうになりますし、分解の際に緩める時にはトルクに負けて折れ曲がります。

ジェネレータ配線も油漏れ防止のためグロメットを交換。



エポキシ系の充填接着剤で配線の通る穴はシールします。今回はガラス被覆が付いているのでちょっとやりにくい感じです。

よくこの配線部分に液体ガスケットを盛り上がるくらいに塗るのを見ますが液体ガスケットは接合面で圧着した場合に機能する物でただパテの様に盛り付けても効果は低いですよ~。