
かなり歪みが出たヘッドを削ってます。この副燃焼室式+アルミヘッドの組み合わせは非常に歪みが大きくなる傾向があります。
コレだけ削るとバルブの突出量が変わってしまいます。2ミリの突出とかなりヤバイ感じかします。

はっきりしないはこの規定値が乗用車の場合、サービスマニュアルに載ってなかったりするんですよね。

左側が調整前、右側が調整後です。かなり見え方がちがいますな。


ヘッドガスケットの厚みが1.6ミリでバルブの突出量を1.2ミリに調整しました。あとはピストンの上部にリセスが切ってありますので上死点での干渉はまず大丈夫と思います。あとはオーバーラップ時の干渉だけですが腰下が確認できないのでそこは組み付けの方に任せました。
ヘッドガスケット、ピストンのシリンダー上面からの突出量、リセスの形状、バルブの突出量すべてが絡んでくる部分なので慎重な作業が必要です。