田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

映画検定有志と仲間による2022年映画ベスト10

2023-02-12 07:01:19 | 俺の映画友だち

結果は
1.トップガン マーヴェリック
2.Coda コーダ あいのうた
3.ケイコ 目を澄ませて
4.あのこと
5.ベルファスト
6.NOPE/ノープ
7.ある男
8.スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
9.アメリカン・ユートピア
10.マイスモールランド
ワーストワンは、大怪獣のあとしまつ


自分は
1.トップガン マーヴェリック
2.ウエスト・サイド・ストーリー
3.クライ・マッチョ
4.ベルファスト
5.カモン カモン
6.エルヴィス
7.リコリス・ピザ
8.さかなのこ
9.大河への道
10.MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない


 現代社会が抱えるさまざまな問題を捉えた“小さな映画”が目立った昨年に比べると、『トップガン マーヴェリック』『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』といった大作が、映画館に帰ってきた感があった。来日したトム・クルーズも、コリン・トレボロウやジェームズ・キャメロンといった監督たちも、「映画館に観客が戻って来ることを願いながら、映画館で見るべきものを意識して作った」と語っていたのが印象的だった。

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『映画の木洩れ日』(川本三郎)

2023-02-12 00:43:46 | ブックレビュー

 『キネマ旬報』連載の「映画を見ればわかること」の書籍化第6弾。

主な内容は、
音楽が聴こえる:『ウエスト・サイド・ストーリー』ほか
読書する映画:『ブックセラーズ』ほか
言葉、または文学について:『スリー・ビルボード』『砂の器』『マーティン・エデン』ほか
トルーマン・カポーティ:『ティファニーで朝食を』ほか
経済で説明できない幸せについて:『三度目の殺人』『天然コケッコー』『修道士は沈黙する』ほか
スパイものとミステリ:『オペレーション・ミンスミート』ほか
戦争はどこから来るのか:『ダンケルク』『花筐』ほか
ナチスの記憶:『否定と肯定』ほか
写真と報道:『ペンタゴン・ペーパーズ』『新聞記者』『MINAMATA』ほか
美わしき女優たち:『水を抱く女』ほか
シアーシャ・ローナンとシンクロニシティ:『若草物語』『ストーリー・オブ・マイライフ』『アンモナイトの目覚め』ほか
アジア映画が教える
アイデンティティはどこから来るのか:『ブレードランナー2049』『すばらしき世界』ほか
昔の映画が懐かしい:『シェイプ・オブ・ウォーター』『大アマゾンの半魚人』『張込み』ほか
ある映画人の回想、またはその作品について:大林宣彦、村山新治、佐藤忠男、畑暉男
歳を重ねるということ:『ラッキー』『長いお別れ』『ラスト・ムービースター』『ノマドランド』ほか
ドライバーというパートナー:『グリーンブック』『ドライブ・マイ・カー』ほか
家族について:『万引き家族』『アイリッシュマン』『梅切らぬバカ』ほか
やっぱり西部劇:『シェーン』『荒野の誓い』『クライ・マッチョ』

 旧知の畑さんについて書かれているのがうれしかった。

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