田中雄二の「映画の王様」

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「大河ドラマが生まれた日」

2023-02-05 00:28:09 | テレビ

 1962年、NHK芸能局の楠田(阿部サダヲ)とアシスタントディレクターの山岡(生田斗真)は、局長(中井貴一)に「映画に負けない日本一の大型娯楽時代劇を作れ!」と突然命じられた。

 山岡たちは大スターの佐田啓二(中村七之助)の自宅に日参し、出演を頼むが、なかなかいい返事がもらえなかった。

 大河ドラマ第1作の「花の生涯」の制作秘話を通して、テレビマンたちの奮闘を描く。ものづくりの原点を見るような、熱気と楽しさが感じられる。

 中井が父親の佐田を連れてこさせる局長を演じているのが面白いが、生田、阿部をはじめ、出演者たちがそれぞれ好演を見せる。特に“昭和の女性”を演じた松本穂香と倉科カナが印象に残った。

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