田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

嗚呼バート・バカラック

2023-02-10 11:24:24 | 音楽

『アルフィー』(66)

 
主題歌。作詞は盟友ハル・デイビッド。歌はディオンヌ・ワーウィックが有名だが、自分はシラ・ブラックの方が好き。このクリップに映っているピアノと指揮はバカラック。ジョージ・マーティンもちらっと映る。
https://www.youtube.com/watch?v=glpIgnmKrZc

監督はルイス・ギルバート。
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c158e0e77ddb8a68cb6cb061fe40b33e


『明日に向って撃て!』(69)

 

B.J.・トーマスが歌った主題歌「雨にぬれても Raindrops Keep Fallin' on My Head」はもちろん、
https://www.youtube.com/watch?v=mFvqHri0SZI&list=RDmFvqHri0SZI&start_radio=1

ノスタルジックで哀愁に満ちた「捨てた家 Not Goin' Home Anymore」
https://www.youtube.com/watch?v=z9_S411e9RI
https://www.youtube.com/watch?v=4tG2AEbkfxE

スキャットが印象的な「自由への道 South American Getaway」も大好き。
https://www.youtube.com/watch?v=p63dLKuXUXE

『明日に向って撃て!』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d181d2ae2c2593af8e6ac4cf73a058b8


『ミスター・アーサー』(81)(1984.1.24.銀座ロキシー.併映は『白いドレスの女』)

クリストファー・クロスが歌った「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」が有名だが、
https://www.youtube.com/watch?v=ahFVODDcUTM

スティーブン・ビショップが歌った「オンリー・ラヴ」も名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=fCmz5vR0_s8

スティーブン・ビショップ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/54e34a31cce579676a96c2424bafb044


シュレルズ、ビートルズ、カーペンターズらが歌った「ベイビー・イッツ・ユー」

https://www.youtube.com/watch?v=AWUTlM6hz0g


そして名曲中の名曲カーペンターズの「遙かなる影」。これも作詞はハル・デイビッド。

https://www.youtube.com/watch?v=HYnV_pkO-Rw

『バックマン家の人々』ではリック・モラニスが熱唱!
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e556b78b53a95330f24d25ee005b5651


最近では『ラストナイト・イン・ソーホー』で何曲かバカラックの曲が流れた。
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8339f52aa2941c8f23b013b5fb807e30


バカラックの最初の妻はアンジー・デイキンソンだ。

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【ほぼ週刊映画コラム】『バビロン』

2023-02-10 07:01:03 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
1920年代、ゴージャスでクレイジーな映画業界の裏側を描いた『バビロン』

詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1371887&preview=true

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メリンダ・ディロンの映画 その2『ウディ・ガスリー わが心のふるさと』

2023-02-10 00:24:26 | 映画いろいろ

『ウディ・ガスリー わが心のふるさと』(76)(1982.7.2.) ウディの妻メアリー

 フォークの父、あるいはアメリカ最大の吟遊詩人とも称えられるウディ・ガスリー。1930年代の大恐慌下、各地を放浪しながらギターの弾き語りを披露し、生活苦にあえぐ人々の心に希望と勇気を与え続けた彼の姿を、ハル・アシュビー監督が彼の自伝を基に映画化した。

 まず、デビッド・キャラダインが見事にウディ・ガスリーを演じている。今まで自分が見てきた彼の出演映画とは比べものにならないほど、素晴らしかった。

 ところで、歌手や俳優は、初めは自分の内面から湧き上がってくるものを、歌なり演技なりで表現してみたいという思いから活動を始めるのだろう。ところが、多くの者は、売れたら売れたでマスコミやスポンサーに踊らされたり流されたりして、自分を見失う。最初の高尚な目標なんてすっかり忘れてしまう。

 けれども、人間なんて所詮は弱いもの。誰も彼らの生き方を否定できはしないのだ。そんな中で、このウディ・ガスリーは異彩を放つ。マスコミ、スポンサーは一切お構いなし。自分が歌いたい歌、貧しい者を力づけるような歌しか歌わない。妻子に逃げられようが、スポンサーに見放されようが、終始この姿勢を崩さない。

 ボブ・ディランらも、初めはこのガスリーの流れをくんでいたはずだが、今の彼らのどこにガスリーの影を見つけることができよう。皆、時代に流されて変わってしまったのだが、だからといって彼らを責めることもできない。なぜなら、このウディ・ガスリーのような生き方ができるのは、ごく希なことなのだから。

 ほこりっぽい米南部の田舎町の風景、温かさを感じさせる人物撮りなど、ハスケル・ウェクスラーのカメラワークが素晴らしい。

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