「アベンジャーズ」シリーズの第4作で完結編。前作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』で、宇宙最強の敵サノス(ジョシュ・ブローリン)によって、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られたアベンジャーズ。残されたメンバーたちが世界や仲間を救うため、再びサノスに戦いを挑む姿を描く。新たにキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)が参戦。監督は前作に引き続き、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が務めた。
敗北からの再起、タイムトラベルを使った過去の清算、あの顔この顔、そしてオールスターによる忠臣蔵を思わせるような展開…。多少雑なところもあるが、過去に戻ることで過去作を復習することができるし、シリーズを見ていれば見ているほど、ニヤリとするようなネタも満載。今や22作を数える「マーベル・シネマティック・ユニバース」。『アイアンマン』(08)から11年、『アベンジャーズ』(12)から7年という時の流れを思うと感慨深いシーンも多い。完結編にふさわしい内容と見た。
『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』アンソニー・ルッソ監督インタビュー
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