『デイ・アフター・トゥモロー』(04)
エメリッヒはカタストロフィー劇が好きだねえ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c7d1c8b8d979362b44d3754378967d2b
『デイ・アフター・トゥモロー』(04)
エメリッヒはカタストロフィー劇が好きだねえ
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『クリムゾン・タイド』(95)
アメリカ映画の常套手段に、政情を巧みに取り入れた
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/24d5ef60a39cbe5c39be93dec01c742c
『赤い糸 輪廻のひみつ』(2024.4.28.オンライン試写)
落雷で命を落とし、記憶を失ったまま冥界に来たシャオルン(クー・チェンドン)は、同じく若くして死んだピンキー(ワン・ジン)とコンビを組み、人間に転生するために、他人の縁結びをすることで徳を積んでいくことになる。
ある日、2人の前に一頭の犬が現れたことから、シャオルンは失っていた生前の記憶を取り戻す。それは初恋の女性シャオミー(ビビアン・ソン)との思い出と果たせなかったある約束についてだった。
『あの頃、君を追いかけた』(11)のギデンズ・コー監督が、台湾の人々にとって身近な神である「月老(ユエラオ)」と輪廻転生をモチーフに描いた純愛ファンタジー。ビビアン・ソンのかわいらしさに脱帽する。
ある意味、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22)にも似た、何でもありのハチャメチャな展開を見ていると、『エブ・エブ』にならったのかと思ったら、こちらの方が先に作られていた。まあ、輪廻転生や運命の赤い糸は仏教的な考えだから、日本人にもなじみやすいものがあるのだが…。
この映画は、前半は「何これ?」というところも多いのだが、後半は見ながらなぜか切なくなってくる。『1秒先の彼女』(20)もそうだったが、台湾映画の恋愛ファンタジーには不思議なパワーと妙な切なさがある。
輪廻転生については手塚治虫の『火の鳥 鳳凰編』のイメージがすごい。
小林陵侑がアイスランドのアークレイリに造られた特設ジャンプ台で291mの“世界新記録”を樹立したというニュースの横に、札幌冬季五輪のスキージャンプ70メートル級(現ノーマルヒル)で優勝し、日本初の冬季五輪金メダリストとなった笠谷幸生が亡くなった記事が載っていた。
そういえば、札幌で「日の丸飛行隊」と呼ばれた笠谷、金野昭次、青地清二がメダルを独占してからちょうど50年目の同じ日に、北京オリンピックのノーマルヒルで、小林が金メダルを獲得した。巡り合わせというのは本当にあるのだなあと感じる。
その笠谷は、紛れもなく子どもの頃のヒーローの一人だった。
『札幌オリンピック』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/556abd79bc6f6b0cc4aae4f4044ec117
『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)
ブルース・リーや千葉真一の影響大
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/616be653d06aa421d61af4870ac442b8
共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』
今週は
全く予測がつかない展開を見せる『悪は存在しない』
“反面教師映画”『ゴジラ×コング 新たなる帝国』
詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1431462
【インタビュー】『悪は存在しない』濱口竜介監督
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/369468a44bdbd9739221ecafbe63b7e7