本作は、日本在住経験のあるイギリス人作家スザンヌ・ジョーンズの同名ミステリー小説をNetflixが映画化。製作総指揮はリドリー・スコット。
舞台は1989年の東京。日本に住む外国人女性リリー(ライリー・キーオ)が行方不明となり、友人のルーシー(アリシア・ヴィキャンデル)に嫌疑が掛かる。この2人の間にはミステリアスな日本人カメラマン禎司(小林直己)の存在があった…というサスペンスミステリー。
日本の大学で学んだ経験を持つウェストモアランド監督は、“東京ノワール”的な映画を目指したことや、スコット監督作で同じく日本での異邦人の姿を描いた『ブラック・レイン』(89)とのつながり、黒澤明の『酔いどれ天使』(48)からの引用、日本語のセリフを頑張ったヴィキャンデルについてなど、興味深いエピソードを語ってくれた。
詳細は後ほど。