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元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ

「安倍国葬」強行は民主主義の汚点! ~メディアはさらに明らかにせよ!  自民党・「旧統一教会」癒着の全貌~

2022-08-22 10:36:17 | Weblog
まずは「お知らせ」と ちょっとおどろいたこと
▼NHKとメディアの今を考える会主催の表記のオンライン・シンポジュームが9月5日におこなわれます(添付チラシをご覧ください)。
 決定したパネラーは金平茂紀さん(ジャーナリスト・早稲田大学大学院院客員教授)、有田芳生さん(ジャーナリスト。前参議院議員)、山口 広さん(弁護士・全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人)です。ぼくが出演交渉を依頼されたのは(当初)有田芳生さんと弁護士の紀藤正樹さん。有田、紀藤両氏とは(1990年代でしたかね)ワイドショーのプロデューサー時代の付き合いです。当時はソウルのスタジアムで行われた「合同結婚式」に桜田淳子が参加するというので各局ともワイドショーは大騒ぎ。取材を統一教会の広報部と交渉するのはプロデューサーの役目。霊感商法問題もとりあげて「注意喚起」をしたものです。
▼安倍元首相銃撃事件で「パンドラの箱」が開きました。自民党と旧統一教会の癒着ぶりはまだまだ明らかになっていくでしょうね。
 出演交渉ですが、ヨーロッパ旅行中の有田さんとはメールでやりとり。快く引き受けてくれました。さあ次は紀藤弁護士。出演「予定」ということでチラシづくりがはじまりましたが、そのタイトルを紹介した途端に紀藤さんからメールあり。「申し訳ありませんが国葬反対だと出れません。申し訳ない。統一教会の話ではなくなりますので。知らなかったとはいえ申し訳ありません」と。あえて「なぜ?」ということはお訊きしませんでした。実行委員会のメンバーは直ちに反応。運よく山口 広弁護士が出演していただけることになりました。有田さんにそのことを報告したら「(その人選)ベストです」と。いろいろあった8月です。
8月という月
▼8月6日広島、9日長崎、12日日航機墜落、そして15日。8月という月は思いめぐらすことの多い月です。
 以前、どこかの新聞のコラムで小川真理子という人の短歌を歌人の栗木京子さんが紹介していたことを思い出しています。<「イロシマハ、ナツノキゴ(季語)カ」と問ふサラに冬には詠まぬ我を恥じたり>。サラは日本のことを勉強しているフランス人。彼(か)の国の言葉ではHは発音されないから。Iroshimaとなるのです。フランス語の講師でもある歌人が、そう問われ、はっとなった体験を詠んだものだという▼耳が痛いのはこちらも同様。マスコミがこの月にだけせっせと戦争のことをとり上げる風潮を皮肉る「八月のジャーナリズム」という言葉もあります。ロシアのウクライナ侵攻からはやくも半年。広島の慰霊碑に刻まれた「過ちは繰り返しませんから」をあらためてかみしめているぼくの8月です。

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