たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

古い写真から蘇る思い出の山旅・その14(再)

2022年06月06日 15時38分01秒 | 山歩記

長男、次男がまだ保育園、小学生だった頃、春、秋等の休日、よく家族で周辺の低山を歩き回っていたものだが、次男が小学生になった頃からは、一時期、每年、夏に、尾瀬や八ヶ岳、白馬等北アルプス等に出掛けるようになっていた。時間的余裕も、精神的余裕も、経済的余裕も無い自営業を続けていた時代ではあったが、せめて子供達の夏休みの思い出になれば・・との思いが有って、忙中敢えて閑を作り、強引にスケジュールに入れ、山へ向かっていたような気がする。息子達が巣立ってからも、夫婦でちょこちょこ山歩きを続けてはいたが、完全に仕事をやめてからは、後期高齢者、時間が有っても、気力体力減退、あの山もこの山も遠い思い出の山となってしまい、今となっては あの時、あの山へ、思い切って行ってて本当に良かった等とつくづく思うようになっている。以前、そんな山の思い出を備忘録としてブログにも書き込んだり、古い写真は、デジブックにしたりして懐かしんでいたが、デジブックが終了してしまったこともあり、改めて、少しづつ思い出しながら、過去の記事を、コピペ、リメイクしていこうと思っているところだ。


その14 「鬼ケ岳とクモイコザクラ」(再)

かれこれ23年前、1999年の5月8日のこと、思い立って、妻と二人で、山梨県の「鬼ケ岳」を訪ねたことが有った。当時はまだ、自営業を続けていた頃で、なかなか、休みも取れない職業柄だったが、忙中閑を敢えて作り、強引に出掛けたような気がしている。確か、「富士山を見る山歩き」「2時間登頂山歩き」等という山雑誌か何かのガイド記事を見て、その気になり、ハイキング気分で出掛けたような気がしている。
当時はまだ、デジカメは持っておらず、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)で撮り、プリントした写真がアルバムに貼ってあるが、後年、スキャナーで取り込んだ何枚かが、外付けHDに残っており、改めて引っ張り出し、記録メモを見ながら記憶を炙り出しているところだ。

山行コース・歩程等
根場・西湖湖岸駐車場→雪頭ケ岳→鬼ケ岳山頂(標高1,738m)→鍵掛峠→根場・西湖湖岸駐車場 (標準歩行所要時間=約5時間)

午前8時頃には、西湖湖岸駐車場に到着したようだが、すでに、釣り客の車等でほぼ満車状態だった。駐車場を出発し、新生橋を渡って直ぐ右へ進むと、「鬼ケ岳・十二ケ岳 登山入口」の標識が有る。
樹林帯の中、高度を上げると、伐採されて明るい草原状の場所が有り、エイザンスミレ、タチツボスミレ、ハルリンドウ等が見られた。草木に疎く、当時は、花名等、知らず分からずだったが、後年、なんとか同定出来たものだ。

ハルリンドウ?                    エイザンスミレ?

 

タチツボスミレ?、            マルバスミレ?、

 

ナガバタチツボスミレ?           ヒゴスミレ?

 

                   ミツバツチグリ?

 

キランソウ(ジゴクノカマノフタ)

富士山を展望しながら・・・。
手前は 西湖。

ヤブレガサ                   コバイケイソウ?

 

鬼ケ岳山頂直下のハシゴ場、

ガイド記事に載っていたクモイコザクラ
初めて見る花に感激し、何枚も撮ったが、ほどんどピンボケ、
なんとか写っていた1枚。

鬼ケ岳山頂(標高1,738m)
鬼の角(つの)を想わせる岩がある。
狭い山頂、大勢のハイカーで、座る場所も無く・・、

鍵掛峠方面へ急下降、尾根道を進む・・、

マイヅルソウ

鍵掛峠(標高1,500m)

鍵掛峠からは、ジグザク急坂を、ひたすら下るのみ。

エンレイソウ、

チゴユリ?、               ミミガタテンナンショウ?

 

ゴールデンウイーク直後の土曜日、好天の下、花の写真を撮りながら、静かな山旅が出来たのだった。


爺さんの備忘録的花図鑑「クモイコザクラ(雲居小桜)」
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