昭和30年代、40年代、地方の小都市にも、邦画、洋画の映画館が1館や2館、必ず有ったものだ。テレビで映画を観られる時代ではなく、ビデオも無し、映画は 映画館に足を運んで観るものだった。薄給だった若い頃、おいそれと映画館通いすることは無理だったが、後年「不朽の名作」と評されているような映画は、結構観ていたように思う。
映画が斜陽産業の代名詞にもなり、映画館が身近な街からどんどん姿を消してしまった頃から、映画館に足を運ぶことも ほとんど無くなっているが、最近は テレビで放送される映画番組等で 時々ではあるが、懐かしい名作映画を楽しんでいる類である。これまで、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めてきた曲の中で、特に懐かしく思うような映画と映画音楽を、ピック・アップ、コピペ、リメイク、改めて、書き留め置くことにした。
懐かしい映画と映画音楽・その16
映画「知りすぎていた男」と主題曲「ケ・セラ・セラ」(再)
何事にも、切羽詰まらないと重い腰が上がらない爺さん、窮地に陥った場合でも、なんとかなるんじゃないか等と思ってしまう、どちらかというとノーテンキ、呑気な爺さんであるが、そんな時等に、ふっと浮かんでくる言葉に、「ケ・セラ・セラ」が有る。
それが、映画「知りすぎていた男」の主題曲名だったことを知ったのは、ずいぶん後年になってからのことだったが、「ケ・セラ・セラ」という曲の方は、昭和30年代から、よくラジオ等から流れていて、脳裏に焼き付いていたような気がする。
今更になってネット等で調べてみると
映画「知りすぎていた男(The Man Who Knew Too Much)」は アルフレッド・ヒッチコック監督、ジェームス・ステュアート、ドリス・デイ(Doris Day)主演で製作され、1956年(昭和31年)に公開された、サスペンスタッチのアメリカ映画だった。この映画の中で、主演のドリス・デイが歌っていた主題曲、「ケ・セラ・セラ(Que Sera Sera)」は、アカデミー歌曲賞を受賞、数多の歌手にカバーされ、大ヒット、日本でも、雪村いずみやペギー葉山等が歌い、誰にでも親しまれていた曲の一つだった気がする。「ケ・セラ・セラ(Que Sera Sera)」とは、「なるようになる(Whatever Will Be Will Be)」という意味のスペイン語なのだそうだ。
(ネットから拝借画像)
映画「知りすぎていた男」・主題曲「ケ・セラ・セラ」・ドリス・ディ (YouTubeから共有)
「ケ・セラ・セラ」・雪村いづみ (YouTubeから共有)
「ケ・セラ・セラ」・ペギー・葉山 (YouTubeから共有)
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