たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

民謡をたずねて・その22

2024年06月09日 18時09分25秒 | 懐かしいあの曲

先日、不要雑物整理廃棄処分中に、記憶から完全に喪失していた小冊子2冊が出てきた。
表題は、「日本縦断お国ぶり・民謡文庫」
何時頃、入手したものやら、ページを開いてみても、まるっきり記憶が無く、巻末を見ると、
制作・発行は NHKサービスセンターで、1981、1982、(無断転記禁ず)となっている。
どうも非売品のようで、表紙には、「朝日新聞」と印刷されていることから、何かの進呈品だったのかも知れない。

                  

「民謡」・・・、最近は、とんと聴く機会が無くなってしまっているが、子供の頃は、よくラジオ等から流れていて、NHKの素人のど自慢等でも、盛んに民謡が歌われていたような気がする。
子供のこととて、しっかり覚えるようなことは無かったが、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡が、かなり有り、懐かしくもなる。
昭和20年代後半から30年代、小学生、中学生の内から、民謡が好きだった祖母と一緒になってNHKラジオ第1放送の夜8時台の放送番組、「民謡はこころのふるさと・・・・♫」のナレーションで始まる「民謡をたずねて」という番組をなんとなく聴いていたこともあって、どちらかというと、民謡に親しみを感ずる人間になっている気がする。
昔のことを懐かしがるのは、老人のもっとも老人たるところだが、
この冊子のページを捲りながら、
ボチボチと ランダムに、
日本全国の「民謡をたずねて」・・・、
ブログ・カテゴリ-「懐かしいあの曲」に、書き留め置こう等と、思い込んだところだ。


民謡をたずねて・その22
「新相馬節(しんそうまぶし)」
(福島県)

NHKの「あなたが選ぶ民謡ベスト100」等で、常に上位にランクインしている民謡のひとつに、「新相馬節」が有る。
子供の頃から、なんとなく、脳裏に焼き付いている民謡だが、その意味や背景等には、これまでずっと無知無関心のままだった気がする。

今更になってネット等で調べてみると
「新相馬節」は、福島県相馬地方で古くから歌われていた「相馬草刈り唄」をもとにして、第二次世界大戦後、相馬市の民謡師範、堀内秀之進が、編曲、アレンジし、堀内に師事した、鈴木正夫が、独特の節回しで歌ったものが、全国的に知れ渡った民謡なのだそうだ。
「へー!、そうだったの」・・・である。
なんとなく、三橋美智也の持ち唄の一つのようなイメージが有ったものだが・・・。

ハァー
遥か彼方は 相馬の空かヨー
ナンダコーラヨート
(ハー チョーイ チョイ)
相馬恋しいや なつかしや
ナンダコーラヨート
(ハー チョーイ チョイ)

ハァー
秋の夜寒に 針の手止めてヨー
ナンダコーラヨート
(ハー チョーイ チョイ)
主の安否を 思い出す
ナンダコーラヨート
(ハー チョーイ チョイ)

ハァー
ほろり涙で 風呂炊く嫁ごヨー
ナンダコーラヨート
(ハー チョーイ チョイ)
煙いばかり じゃないらしい
ナンダコーラヨート
(ハー チョーイ チョイ)

「新相馬節」  (YouTubeから共有)


(参考・参照)
👇️
相馬市公式ホームページ・「相馬民謡」


 


この記事についてブログを書く
« 読めない書けない難漢字 No.75 | トップ | なーるほど、ふむ、ふむ・・・、 »

懐かしいあの曲」カテゴリの最新記事