昨年と比べると、採れ始めたのもかなり遅く、採れる量もかなり少ない今年のキュウリですが、それでも、2日毎、3日毎に、数本づつ採れると、年寄り二人、一生懸命?食しても、お裾分け等をしても だんだんダブついてきます。
そろそろ、今年も、「キューちゃん」作りしないと・・・・、
昨夜、妻が、下準備、
今日の午後、今年1回目の「キューちゃん」作りと相成りました。
「キューちゃん」の作り方については、ネット上でも、数多紹介されていますが、
夫々微妙に異なり、それを参考にしながらわが家流に作っています。
普段、「写真を撮るだけ係」の爺さんも手伝わされますが、備忘雑記録的ブログのネタであり、今年も またまた書き込んでしまいます。
我が家流のキュウリのキューちゃん
(1)先ず、大きな鍋で、水の中にキュウリを入れてから、約10分間、茹でます。
今回は、15本程有ったため、1ぺんには入り切らず、3回に分けて茹でたようです。
(2)茹でたキュウリは、常温で十分冷やします。
大きいキュウリで種が有る場合は、スプーンで削ぎ落とします。
(3)冷えたところで、2~3mmの厚さで、スライスします。
(4)布巾に包み込み、可能な限り、水分を搾り出します。
その絞り具合で、シャキシャキ感が左右されるということで力仕事、
ここで、爺さんの出番となります。
(5)水分を搾り切ったキュウリと搾った水分、
茹でたキュウリの大半が水分で有ることが分ります。
(6)鍋で、醤油、みりん、砂糖、トウガラシ、ショウガ・・等々で作った汁を沸騰させて、
搾り切ったキュウリを入れ、まぶして馴染ませ、少し煮詰めると
自家製「キュウリのキューちゃん」の出来上がりです。
因みに、わが家の「キューちゃん」は、塩分控え目「キューちゃん」です。
(7)大量に出来てしまった場合は、密閉ビニール袋に小分けにして、
冷凍保存しますので、かなり長い期間、食卓に並ぶことになります。
キュウリの「キューちゃん」は、高度経済成長期のまっただなか、東京オリンピック開催の2年前の、1962年(昭和37年)に、愛知県の東海漬物が製造発売した漬物で、一躍ヒット商品となり、今も尚人気の有る、超ロングセラーの漬物です。
数年前に、妻がこの作り方を知り、覚えて以来、毎年、この時期、ダブついてきた自家製キュウリを使って、「キューちゃん」を作るようになっているのです。