不況の実感

100年に1度の不況だ、不況だと周囲は騒いでいますが、自分の身の上にはそれほどそういう影響は感じられませんでした。まぁ、新米のペーペーにはわからない部分もあるのでしょうが。

しかし、楠田枝里子が「世界まるみえ　テレビ特捜部」を降板するってニュースを聞いた時はさすがに不況なのな、と嘆かざるを得ませんでした。

そうかぁー。あの番組ってもう20年くらい続いている気がするなあ……と思い返してみたのですが、考えてみたらあれって海外から輸入したVTRを流すだけなんだから、別にスタジオの部分いりませんよね。

あのＯＰの甚大なセットやら、ゲストを大勢呼ぶ必要ないよなあ。ナレーションだけでいいんじゃないかな。

映像を流している間、ワイプで抜いたり、合い間にこじつけくさいチャレンジコーナーを設けたりと、あんまり必要性がない気がするんですよね。

結局、芸能人に仕事を与えないといけないからスタジオなんて作っているんですかねえ。前にアニメの特番をやった時にナレーションのみだったんですが、あれは非常に見やすかった。フランダースの犬で涙ぐむ顔や、何度も観た場面で笑う顔が挟まれなかったもんなあ。

番組を作る方もわかっていると思ってるんですけどね、とかく世の中は生きずらい。