打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

丸ごとお芋

2011-09-30 20:43:20 | Weblog
さつまいもが出まわる季節になったので、スーパーで1パック買って来ました。

水で洗ったさつまいもを、アルミホイルにくるみます。

そしてオーブンに入れて、170度で90分。

焼き芋のできあがり!!

……と、まあ、ただの焼き芋の作り方だけを紹介しても仕方が無いし。

焼き芋ってどうやって食べています。あ、バターを塗るとかそういうのじゃなくて、食べ方です。

半分に割って、ほっくり黄金色の部分をスプーンで食べるとか、そういうことを聞いているのです。

私はこれまで、中身だけ食べていました。

でも会社で上司から「焼き芋は皮ごと食べると胃に持たれにくくなるぞ」と言われ、細長い焼き芋をまるごと食べてみました。

……本当だ。中身だけを食べていた時と違って膨満感があまりありません。

ネットで検索してみたら、焼き芋の皮にはそういう成分があるそうです。へー、おそれいったなあ。

アルミホイルでくるみ、オーブンで焼いた焼き芋は、皮もしっとりとしていて食べやすいですよ。これは屋台の焼き芋にはないメリットだと思います。

水炊き(豚)の夜

2011-09-29 21:05:27 | Weblog
外を出ると、涼しい秋風が。

そうだ。今夜は鍋にしようってなことでスーパーへ。

私は豚肉と白菜の水炊きが大好きなんですよ。作るのもものすごい簡単だし。

一人鍋の寂しさも慣れ、今では一人鍋の楽しさなんてのも感じるようになってしまいました。もう十年も一人暮らしやってるんだもんなあ。

うちでは電気鍋を使っています。放っておいても独りでにコトコト煮えてくれるし、火事の心配もないからね。

下準備として鍋に水を張ります。1cmくらいでいいかな。

まずはザク切りにした白菜の、固い部分を鍋底に敷き詰めます。そして肉(豚肉スライス)の半分を、白菜に重ねるように乗せていきます。

次にうどんを一玉。麺が鍋全体を覆うように解します。

その上から残りの肉半分を重ねて、最後は白菜の葉の部分をかぶせて出来上がり。

あとは鍋に蓋をして、スイッチオン。煮ている途中で、中身を箸でかき混ぜるとバランスよく出来上がります。

ポン酢で食べるととても美味しい。ゴマだれもいいけどね。

バン・ボ・凡

2011-09-28 20:19:45 | Weblog
本屋で「T・Pぼん」を買ったぞ! 藤子・F・不二雄全集で出ている奴ですね。

子供の頃に入り浸っていた古本屋で出会った作品ですよ。

T・Pぼんを知らない人は置いてけぼりになってしまいますが、魔女狩りの話は奇妙な興奮を覚えますね。

15歳の少女セリーヌが海老反りの刑にあいながら、水を口に注がれ続けるシーンになぜか滾った男子諸君は少なくないと思いますがどうか?

この作品は二人のヒロインが登場します。

一人は主人公・並平凡の先輩TP(タイムパトロール)リーム。そして後に後輩TPになる安川ユミ子さん。

実は、作品初期に白木さんという凡の同級生がいたのですが、今回見直すまで白木さんが安川さんと同一人物と、私は勘違いしていました。ちょっと似てるねん。

TPの仕事は、歴史の中で不幸な死を遂げる人を助けることです。

でも、誰かれ構わずに助けることはできません。調査をして、助けても歴史に変化を起こさない人しか助けることができないのです。

織田信長を本能寺で助けてしまったら歴史が変わっちゃから、信長は助けられない……というとわかりやすいですかね。

だから時にTPは見て見ぬふりをしないといけないんですよね。そういうシーンが何度か出てきます。

実際にTPがあるかどうかなんて知らないけど、辛い仕事ですよね。

ところで「T・Pぼん」は一度も単行本になっていない話が割りとあるそうなのだけど、それも今回出版されるのかしら?

永遠の好敵手

2011-09-27 22:34:10 | Weblog
巨人の星の話、続く。

星飛雄馬が青雲高校を中退して巨人入りを果たした頃、花形満は阪神に、左門豊作は大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)に入団していました。

左門はスコアブック、花形は仕合を偵察して、星の弱点は球質が軽くて飛びやすいということを発見します。愕然とする花形と左門。

「星くん。きみのあれほどの野球への情熱が、努力が、ただ体格にめぐまれぬというだけで……こ、こんな情けないたまになってしまうとは……あまりに残酷だ!」
「わしは…幼い頃から不幸すぎたけん、涙ばこらえる習慣がついとるとです。心は花形くんと同じにないとりますたい」

花形はユニフォームの袖で涙を拭いながら、星のボールを遠くに打ち飛ばすのです。そして勝負の鬼・左門にホームランを打たれ、星は2軍落ちになります。

ところが星はとんでもない武器を引っさげて戻ってきた! あてる魔球こと「大リーグボール1号」です!!

球質の軽さを利用して、バッターの構えるバットにわざと命中させ、ピッチャーゴロ、または凡フライで仕留めるという、これまでの弱点を活かした魔球でした。

左門が大リーグボールにやられたと聞き、花形は星の復帰に大興奮します。すでに星は花形のライバルとして役不足でうつわが小さい、という阪神の監督に向かって詰め寄ります。

「監督さん。これでも星はぼくのライバルとして役不足ですかっ。うつわが小さいですかっ」

そして星との対戦時、花形は大リーグボールはビーンボールではないか、と審判に抗議します。そしてルール上、大リーグボールが反則ではなく完全な魔球と球界が認めた時、嬉しさに涙します。

「いったんユニフォームをつけグラウンドに出たら相手チームの選手と親睦的な態度をとってはならない……そ、それさえなければ星くん…きみを抱きしめ祝福してやりたい」

そして風船からヒントを得た花形は、鎖にぶら下がった鉄球を打つという、常軌を逸した特訓を開始します。

鉄球の激突に耐える訓練をすることで、大リーグボールがバットに命中した瞬間に弾き返すという考えでした。

そして花形は予告ホームランをして、大リーグボールを見事にスタンドに叩き込みます。

だけどその代償は大きく、常軌を逸した訓練と魔球の威力によって、花形の体はズタボロになってしまいました。

解説者は言います。

「ま、まさしく星と花形の、男と男が真剣の刃でさしちがえたんですなあ…」

結局花形はこのシーズンは試合出場できませんでした。

ライバルが脱落して悔し泣き、復活して嬉し泣き。本当の好敵手って奴ですね。いいなあ。

マガジンは学園漫画だと、どうしてもヤンキー漫画風になっちゃうんだよなあ

2011-09-26 19:12:18 | Weblog
ネットカフェで『新約巨人の星~花形』を全巻読破しました。

いつの間にか連載終了していたから、原作『巨人の星』ファンとしては読みたかったんだよね。

最終巻とその前の巻だけ、本屋で購入。やはり原作濃度の強い「星VS左門」「花形VS星」編は面白い。

新約の方は、花形(というか花形のチーム)視点で話が進むので、花形から見た星飛雄馬が描かれているわけですが。

……うん、私が花形だったら間違いなく星と勝負しようとは思わないな!

星飛雄馬と伴宙太のコンビは、まず打ち砕けないですよ! 花形サイドから見てよくわかった。

新約は現代が舞台なので、球速の測定がされるのですが星は高校1年生で時速160kmオーバーの投球をするのです。

しかもピンチになればなるほど根性で球速がアップするんだから始末に終えない。

花形のチームメイト(すごい強面)が「星の投球を見た時に野球をやめようと思った」って弱音を吐いちゃうレベル。

それもそのはず、親父の一徹は「幻の三塁手」と言われた名選手で、子どもの頃からその親父に虐待レベルの特訓を受け続けたんだからね。

生まれ持った才能に常軌を逸した努力をしているんですよ。花形も左門も努力する天才だけど、生まれ持った土壌と与えられた肥料の質が違うんですよね。

弱点は体格が小柄なので球質が軽い(本当は球質と体格に関係はないらしいですけどね)ってことくらい。それでもそれが露呈したのはプロ入りしてからですもの。

また星の女房役・伴宙太も恐ろしい。

バットにかすったボールがホームランになっちゃう。パワーなら左門よりスゴイのではなかろうか。

伴は野球をやる前は柔道部で三度も優勝しているスポーツマン。ずんぐりむっくり体型だけど運動神経の塊です。

その二人がバッテリーを組んじゃったんだもんなあ。

新約は高校野球編が終わってから時が進んで、プロ入り後の花形たちを描いています。

大リーグボール1号を打つ、打たないの話でした。

なんか筆がノリノリなので、明日も巨人の星について書こうっと。