打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

ブービー現象

2011-06-30 13:34:51 | Weblog
虫歯のために午後から半休とった私。あっさりと治療も済んだので、うちに戻ってパソコンの電気をつける。

先日、ブログで被災地の避難所で起こったトラブルについて、私なりの意見を書きましたが、それについて。

どうしてこうも自分が納得できないのか、理由を事あらば思い返していたのですが、ようやく思い出しました。

いや、その記憶を闇に沈めていた、といった方が正しいのかな。思い出したくなかった。

あれは私がまだ小学生の頃。年末付近。子供は冬休みの季節ですよね。

先生が「冬休みはおとうさん、おかあさんのお手伝いをしましょう」みたいなことを言ったんですよ。で、優等生(?)だった私はその言葉を真面目に受け止める。

それから私は一日に一回は親の手伝いをしました。お風呂の掃除や、洗車。新聞を毎朝、郵便受けから持ってくるとかね。

そんなある日ですよ。商店街かデパートか忘れたけど、ふくびきがあったんですな。何回引けたかは覚えていないけど、私も妹も一回ずつは引けました。

妹が先にふくびきをしたんですよ。当たったのは、クリスマスブーツに入ったお菓子の詰め合わせだった。これは覚えている。

そして私ですよ。なんと、リモコンで動くゴジラが当たったんですよ。結構、でかいヤツ!!私はほくほく顔で、自分で抱えて帰りましたねえ。

母親も「たけるん(仮名)は毎日お手伝いしてくれたからね、神様がご褒美をくれたのよ」と言ったんだ。書いている内に、どんどん鮮明になってく記憶。捏造も混じっているかもしれないけど、概ね正しい!

そしたらですよ。お菓子を食べきった妹が……

「あたしもこれ欲しい」

そう言い出しやがったんですよ。私が断ると、さらに妹はヒートアップ! しまいには泣き出す始末。親がどういう思いで判断したかはわかりませんよ。わかりたくもないけどね。

「おにいちゃんだから我慢しなさい」

この一言で、リモコンゴジラは妹のものに。私も詳しくないけど、お前ゴジラ知らないだろうにっ!

結局、妹は一週間以内に壊したからね。


……家庭内ヒエラルキーにおいて、通常は「父・母」「私」「妹」の順で権力があるはずだけど、一番下が「弱い存在だから」とか「かわいそうだから」という理由で、下から二番目が被害を被る「ブービー現象」(勝手に命名)の恐ろしさ!

下から二番目だから、注目もされないしっ! 世の中、トップか一番下しか観てくれないんだよなー。ケッ!


この苦い想い出が、今回の避難所での事件に、どこか重なる部分を感じちゃったんでしょうねえ。

ま、一番悪いのは市の対応なんだけどね。

今回の事件はね、市職員のミスを覗けば、後はモラルの問題なんですよ。

ゲーム機を返す、返さないかはモラルの問題。そりゃ避難所に渡すのが美しい話で終わるんでしょうけどね。

今は、ゴネ得で道徳家が損をする時代だからね。

昔だったら美談として扱われるけど、現代日本では「ばかだなあ」と哂う人もいますもんね。正直者は馬鹿を見る、ではないけど生きづらい時代です。

衣食足りて礼節を知る、は昔の話。今は衣食足りて物欲が増える。

衣食住が満たされたならそれで満足という時代じゃないんですね。

満員電車内で、老人に席をゆずる行為は美しい。でも老人が「私は老人だから譲れ!」と言うのは醜い。シルバーシートでも無い限り譲る、譲らないはその人のモラルの問題。

みんなに一理あるから、難しい。

【追加】

何か心にひっかかっていたんですよ。その小骨がやっととれた。

ゲーム機だけじゃなく、人形も配られていたということなんですよ。

ボランティアに来て、ゲーム機をもらった子供の肩を私が持ってしまう理由は、上記のブービー的な位置に、ボランティアの子供たちがいた、というだけではなかったんだ。

多分、ゲーム機しか配られていなかったら「ああ、避難所の人たちで使い回すんだね」と考えたと思うんですよ。

アイドルのプレゼントに、人形も入っていたのがまずかった。人形もみんなで使い回すの?ってことですよ。

私は男だから人形を集める趣味はなかったけど、妹が小学生の頃なんか、同じ年の従姉妹が遊びに来ても、持っている人形を一つも貸してあげませんでしたよ。

そういう先入観があるから、送られたプレゼントは使い回すものではなく、個人に贈与されたもの、と受け取ったんですなー。

他の避難所でも同様にゲーム機と人形がプレゼントされたのでしょうかね。もしそうなら、人形とゲーム機はどういう風に扱われているのか。気になる。

でんこちゃんって、九州じゃ全然無名よ?

2011-06-29 20:49:54 | Weblog
暑い日が続きますなー。

プロバイダーのホームページ(私はOCN)で、東京電力が現在電気供給量の、何%使用しているのかが表示されるのです。それによると、昼間に93%を超えたそうです。

んー。まあ、それくらい使うだろうなー。こっち福岡だって平然と気温30度をオーバーするんですからね。

これってどうなるんでしょうかね。100%になったら、一斉に関東が停電になるのでしょうか? そんなことはないと思うけど、もしそうなったら由々しき事態ですよ。

……しかし、まあ。東京電力の供給量ばかりが問題になっていますけど、猛暑で電気の使用量がハンパじゃないのは、我が福岡も同じです。

九州電力はそういうサービスはしてないのかしらん?

マーボーカリー

2011-06-28 20:31:27 | Weblog
RPGゲーム『テイルズ』シリーズに、マーボーカレーというアイテムがある。

一言でいえば、カレーとトウフを組み合わせた料理です。

ゲームに出てくる料理レシピの中では、戦闘不能のキャラを復活させる便利なアイテムなのです。

話は代わりましてね、前にも書いたのですが、私は夕食の主食をトウフにしているんですよ。

最初はキムチ豆腐なんて作って喜んでいたのですが、10日も続けば飽きが来るんですよ。

豆腐もご飯もどちらも味に癖がなくて白いのに、どうしてご飯は飽きが来ないんでしょうかねえ。

で、簡単にできる新しい豆腐料理はないかな、と思って豆腐にカレーをたっぷりとかけてみました。

……うん、美味いよ。でも、戦闘不能のキャラが復活するような料理じゃないよ、これは。

だけど豆腐を夕飯の主食にして、メリットもあります。

体重が落ちただけでなく、朝スッキリと目が覚めるのです。炭水化物を夜に摂取すると、胃がもたれやすくなるみたいですね。

怒りまくりング

2011-06-27 21:00:30 | Weblog
アイドルがお忍びで被災地の避難所に慰問に来て、ゲームや人形を子供たちに配ったとか。

そしたら、おもちゃを貰ったのが避難所の子供だけでなく、ボランティアでやってきた子供にも、おもちゃが与えられたのだと。

すると役所に「ボランティアに来た子に高価なゲームを与えるのはおかしい」という苦情が入り、役所はボランティアに来た子供たちからゲームを没収したんだとさ。

そしたらまた苦情が来て、ゲームはボランティアに来ていた子供たちに返されたとか。



……役所がさ、一個人が配った物を勝手に召し上げていいの?

このニュースを聞いた時に、ものすごい不愉快になったんですよ。最初はなんでこんなにむかっ腹が立つのかわかんなかったけど、落ち着いて考えなおしてようやくわかりました。

ボランティアに来ていた子供たちが、どれくらいガッカリしたかを想像しちゃったからなんですね。

もし自分がボランティアで被災地の避難所に来て、なんかバレエとかやってみせたのかな? そこにアイドルがやってきたとしましょうや。有名なアイドルがですよ。おもちゃをいっぱい持ってやってきたわけですよ。

わーってなるでしょ。そして避難所の子供たちにおもちゃが配られる。そしたら自分たちにもくれるというじゃないですか。

「ああ。いいことをすると、いいことが返ってくるんだなあ」って思いますよ。情けは人の為ならずってのを身体で覚えたわけですわ。

そしたらお上から「返却しなさい!」と言われておもちゃを取り上げられる。

なんなの!?ってなりますよ。アイドルに逢えて、おもちゃ貰えて、嬉しさも普通に親から買ってもらったよりも、何倍も嬉しかったのに。それを没収されたらさ……普段の何十倍も落胆しますぜ。

結局、おもちゃは帰ってきたけど、それで遊ぶ度にお上に対する不信感が湧いてくるわけですよ。

配ったアイドルだってバツの悪い気分になるだろうしさ。アイドルはアイドルで、避難所の子とボランティアに来た子の区別なんて着かないだろうし。区別がついたとしても、避難所の子におもちゃが配られている所を、ボランティアに来た子が指咥えてみえいたら、切ないじゃないですか。数が足りないんなら泣いてもらうしかないけど、数は十分にあったわけでしょうに。だったら、アイドル個人が子供たちにあげても問題はないですよ。

多分、私本人が忘れている、何か嫌な思い出があるんだろうな。上記の話に似たような思い出が。

子供たちの間に不平等が起きるのが、嫌なんだな。

これこれ高齢化

2011-06-26 15:00:49 | Weblog
さっき放映していた「たかじんのそこまで言って委員会」を観て。

少子高齢化、の問題点は、少子化ではなく高齢化についてだと思うんですよね。

正直な話ね。今の日本は人間が多すぎるんですよ。狭い国土に1億うん千万人も住んでいるんですもの。

これは私だけでなく、日本の朝に電車に乗ったりしていたら思うことだと思うんですよね。あの満員電車、雨の日くらいしか電車を利用しないけど、なぜか乗る度に人間が増えている気がするよ。

だから人口が減ることは悪いことじゃあないと思うんだけど、問題は高齢化、これ大問題。

老人が多くなりすぎて、若者の負担が多くなりすぎるんですよ。今、ベビーブームが起こったとしても、40年後に私の年金を支える(年金制度が残っていればね?)若者は、どれだけの負担を受けることになるのか、と。

藤子・F・不二雄先生の短編漫画に「定年退食」という話があって、ある年齢に達すると、あらゆる福祉(救急車の利用、年金など)を打ち切られるというストーリーがありました。

子供たちが歌う童謡にも、老人は早くいなくなりましょう的なニュアンスが含まれていて、それに気づいた時はゾっとしましたね。

「かわりましょ、かわりましょ、二番さんがきたなら一番さんが抜けて、三番さんがきたなら二番さんが抜けて……♪」だったかな?

今、思い返せばあの話は、非常にシビアな視点で日本を観た話なんだなあーと。

少子高齢化の問題に、政府が本腰入れないのは「本当に困るときには俺、死んでるからなあ」と政治家がどこかで考えているからじゃないかな、勘ぐっちゃうよ、私は。