灰皿テキーラ

橋下市長と文楽協会とのわだかまりについて。

私は文楽というのを一度も生で観たことがないので、文楽に税金を使ってまで支援する価値があるかどうかについては何も言えません。江戸時代から続いている伝統的価値はそれなりにあるだろうとは思っていますけどね。

ただ、文楽は歌舞伎などに比べて、人を惹きつけるようなことをこれまでやってきたんでしょうかね。歌舞伎はスーパー歌舞伎なんて新しい手法を取り入れてみたり、狂言は狂言師がプロレスに参加してみたり（これはどうかと思うけど）、人々に飽きられないために何かしらの努力をしてきたと思うのです。

文楽も三谷幸喜が台本を書いたりしていますが、文楽協会が率先して動いた話は聞いたことがありません。変わらない事に価値があるという意見も正しいとは思うのですが、流れの滞った川は腐るとも言います。新しい風を吹きこまないと、少なくとも進歩はないと思うのです。

まあ、私は伝統芸能や人間国宝に関しては、いささか不信感は持っているんですけどね。理由は歌舞伎のアイツのせいだけど。嘘か真か真実はわからないですよ。でも「俺は人間国宝だ。国から2億円もらえる」なんて酔っぱらいに言われたら、誰だってイラっと来ると思うのです。お前はたまたまあの家に生まれただけだろうに、と。歌舞伎の世界って、どんなに優れた芸を持っていても、あの一族より上には行けないんですよね。ねえ成田屋さん？

あれ、話がずれたな。いいや、ずれたついでだ。モーツァルトみたいな優れた音楽家でもパトロンにはペコペコと頭を下げていましたもんね。面会拒否はありえないでしょう。モーツァルトと文楽と一緒にするなという人もいるかもしれませんが、お金に頭を下げるのではなく、文楽という伝統文化を護るために、芸のために頭を下げると考えれば、ここまで話がこじれなかったんじゃないかな。新参者の市長に屈したくない気持ちはわかるけど、税金が渡る以上は考えなければならない部分だと思いますよ。

私が文楽協会の立場で市から「予算を減らすよ」なんて言われたら手土産でも持ってすぐに駆けつけますけどね。そういうのって下衆なことなのかしら？

かにばさみ！！

俳優の地井武男さんがお亡くなりになりました。70歳だったそうです。

地井さんといえば「ちい散歩」が有名ですが、私にとって地井武男さんといえば、サムライスピリッツの柳生十兵衛のイメージなのです。

まだＳＮＫ全盛期だった頃にネオジオのＣＭがよくテレビでも流れていました。その時に千葉麗子と一緒にネオジオをやっていたのが地井さんでした。

アニメ版サムライスピリッツで柳生十兵衛の声優をやってらしたんですよね。ちなみに覇王丸は香取慎吾でした。超必殺技のコマンドが一瞬だけ出ると聞いて、ビデオに録画したなあ。

「ちい散歩」を降板してから、あっという間でしたね。人間は死ぬ時はあっけないものだな。そんなことを考えてしまいました。

ご冥福をお祈りします。

ブログの順位

気づけば、ブログに新機能がついていた。今まではかなり上位でなければブログの順位がわからなかったのに、それほど上じゃなくてもわかるようになっている。

現在、170万以上あるブログの中で1万3000位くらい。なんだかんだで観てくれる人がいるからだ。ありがたい、ありがたい。

本日は残業により、特にブログにして書くネタもなく、内輪ネタのような感じで書いてみた。

不謹慎好奇心

実は7月から9月まで九州では計画停電が実施される予定らしいんですけどね。ぶっちゃけ私の周囲では、話題にも挙がらないです。せいぜい「ああ、そういえばそうだね」くらいのものです。

正直、たかをくくっている所はあります。九州電力のサイトでは細々と九州全域が区分けされ、停電が起こる順番などが事細かく記されていますが、あくまで停電が起こるのは電力が足りなかった時の話で、そんなことはあるまいと考えています。

でもいざ停電になったらどうなるんだろうな。天神や博多も区域に入っているわけだし、デパートは生鮮食品の保存をどうするのだろう。一般企業はパソコンが使えなくなるわけだし、仕事もままなりません。信号も動かなくなるんだから、交通マナーの悪さでは全国区の福岡で、無事に済むわけもないし。

なんだろうな、この「ちょっと停電した時の街を観てみたい」と思う不謹慎な思いは。

あの世界で一番の美人はリザードさん

「赤ずきんチャチャ」の続編がどっかの雑誌に連載されるんだって？

懐かしいなー。小学生の時にアニメから好きになって、原作を全巻集めましたよ。アニメはセラヴィ先生とどろしーちゃんが結婚する……で終わったんだっけかな？　原作は本当に結婚して、おまけ話では双子の子どもまでいましたよね。

……こっから続編ができるのかしら。最終巻のおまけ話ではチャチャたちも大人になっていたし。やはり時は遡り、子供時代に戻るのかな。

なんか原作では最初、チャチャとリーヤとしいねちゃんの三角関係だったのに、いつの間にかフツーにチャチャとリーヤがくっついていましたよね。なんか決定的な事件があったっけ？　記憶喪失になったリーヤの話あたりかな。気がつけば二代目ピカポンさんになっているしいねちゃんでした。

原作中盤までは良かったと思うんですが、後半あたりになると、作者の先生があきらかに「ポピィくんが好きでたまらない」病にかかっていましたよね。ポピィくんを可愛がり弄るために、市松と平八が出てきた印象を受けました。アニメとは一線を画した感じがして良いとおもいます。

とりあえず、単行本が出たら買おう。