打倒!破廉恥学園

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「軍師官兵衛」十八話感想

2014-05-05 12:06:43 | Weblog
うーん、面白い。福岡県民である身内贔屓を外しても「軍師官兵衛」は面白い大河ドラマになっていると思いますよ。

ここまで荒木村重がクローズアップされたドラマがあるだろうか!?(反語)

さて、今回の注目人物は荒木村重の家臣「中川清秀」です。「へうげもの」では古田左介の義理の兄であり、猛将と謳われていましたね。

「軍師官兵衛」の中川清秀は、かなりダークな人物として描かれています。猛将っぽい顔立ちをしているから忘れがちですが、中川清秀。自分の責任をごまかすために荒木村重に謀反を焚き付けています。

本願寺勢に兵糧を横流ししていたのは中川の家臣でした。荒木はすぐさま信長に仔細を説明しようとしますが、中川は無駄です、と止めます。この時の中川の心境としては

「いや、もしその弁明が通ったら儂の責任になるんじゃね? というか殿(荒木)、儂を信長に引き渡すつもり満々じゃね?」

失火をごまかすために山火事にする心境というか、下着ドロをごまかすために家に火を付けるというか、とにかく事態を大ごとにしようとしています。その中川の企みに荒木はまんまと乗ってしまうわけですね。

「まさかこんなにあっさりと殿が謀反を起こしてしまうとは……さて、ここからが我が神算鬼謀の見せ所よ……」

ここからはネタバレになりますが、この中川清秀。織田軍が攻め寄せてくると、高山右近と一緒にあっさりと織田に寝返ってしまいます。中川清秀は自分の責任を全て主君に押し付けました。これは荒木村重してやられたり。

今回の「軍師官兵衛」はどちらかといえば「軍師瀬兵衛」(瀬兵衛は中川清秀の通称)といった方が正しかったかも。

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