歴史小説や歴史漫画を読んでいると、たまに「この人(登場人物)の人生ってなんだったんだろうなー」と悲哀を感じてしまう時が多々あります。
一番わかりやすいのは、悪役に虐殺される名も無きモブキャラとかです。それが老人だったりすると、もう私の頭は老人の半生が想像されてしまうのです。幸せなこともあっただろうし、辛いこともあっただろう。まさかこんな死に方をするなんて、さぞや無念だったろうに……と。
まあ、そんな風に読むのも乙なものなのですが……私の好きな「三国志」にも結構悲哀を感じさせる登場人物がいるのです。
私の中でトップレベルに悲哀を感じさせてくれるのが、裴元紹という人物。
裴元紹は山賊です。頭の周倉が関羽の家来になったので縁で、劉備軍に入ることが内定していました。その際に手土産とでも思ったのかな。裴元紹は通りかかった旅人の馬を狙ったのですが、哀れにもあっさりとその旅人の槍のサビにされてしまうのです。
その旅人は趙雲でした。劉備を連れて戻ってきた関羽たちは趙雲と再会できて大喜び。こうして劉備軍は新たな門出を迎えるのでした。
……こらこらこら、せめて周倉くらいは裴元紹について何か言ってやれよ。ずっと一緒にやってきた仲間だろうに。
横山光輝三国志でも裴元紹はすごくあっさり殺されてるんですよね。というか名前すら出てこない。眠っていた趙雲の馬を狙って、やや寝ぼけた感じの趙雲に槍で突き殺されてしまう。
アニメ版では裴元紹は出番すらなく、代わりに関羽と同行しなかった周倉が趙雲に叩きのめされていました。その時に関羽が「相手が趙雲じゃ相手にならんのも無理は無い。お前たち、稽古をつけてもらったと思って我慢しろ」と笑っていました。
なんていうのか、とにかく裴元紹が不憫でならない。そんな事を考えた朝。
一番わかりやすいのは、悪役に虐殺される名も無きモブキャラとかです。それが老人だったりすると、もう私の頭は老人の半生が想像されてしまうのです。幸せなこともあっただろうし、辛いこともあっただろう。まさかこんな死に方をするなんて、さぞや無念だったろうに……と。
まあ、そんな風に読むのも乙なものなのですが……私の好きな「三国志」にも結構悲哀を感じさせる登場人物がいるのです。
私の中でトップレベルに悲哀を感じさせてくれるのが、裴元紹という人物。
裴元紹は山賊です。頭の周倉が関羽の家来になったので縁で、劉備軍に入ることが内定していました。その際に手土産とでも思ったのかな。裴元紹は通りかかった旅人の馬を狙ったのですが、哀れにもあっさりとその旅人の槍のサビにされてしまうのです。
その旅人は趙雲でした。劉備を連れて戻ってきた関羽たちは趙雲と再会できて大喜び。こうして劉備軍は新たな門出を迎えるのでした。
……こらこらこら、せめて周倉くらいは裴元紹について何か言ってやれよ。ずっと一緒にやってきた仲間だろうに。
横山光輝三国志でも裴元紹はすごくあっさり殺されてるんですよね。というか名前すら出てこない。眠っていた趙雲の馬を狙って、やや寝ぼけた感じの趙雲に槍で突き殺されてしまう。
アニメ版では裴元紹は出番すらなく、代わりに関羽と同行しなかった周倉が趙雲に叩きのめされていました。その時に関羽が「相手が趙雲じゃ相手にならんのも無理は無い。お前たち、稽古をつけてもらったと思って我慢しろ」と笑っていました。
なんていうのか、とにかく裴元紹が不憫でならない。そんな事を考えた朝。