打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

「古畑任三郎 VS SMAP」その後

2013-09-30 22:03:15 | Weblog
こらこらこら。ビストロスマップが始まっとるやないかーい。どれだけ視聴者を引っ張る気なのだー!?

てっきり今から開始するものと思っていたのに。休みに実家に戻って「VS SMAP」を観て予習していたんだぞー。

生ドラマらしいですね。この時間帯じゃ、田村正和は出演しないだろうな。西村雅彦も出てこなそう。アリキリの石井正則は出てきそうだな。なんとなく。

きっと明日のブログは、今夜の古畑の内容だね、間違いない。

「あさりちゃん」に親しむ夜

2013-09-29 16:57:25 | Weblog
土曜日、夕刻。友人より飲み会に誘われる。

どんちゃん騒ぎの後、終電を逃しやむなくネットカフェへと入った。

始発は6時すぎには出るが、4時間パックでは始発時間まで間があるので、7時間パックで入店する。並び立つ本棚を見回っていると、「あさりちゃん」を発見する。最新刊は99巻。7時間で99巻……やってやろうじゃないか。

あさりちゃんは1978年より連載開始され、掲載誌を転々としつつも現在まで連載が続いている長寿作品。私よりも年長ということになる。敬意を払うべき作品だ。

読み始める。初期は完全なギャグ漫画だ。コミカルな絵柄にたまに入る少女漫画風キャラ。少女漫画畑の作家がギャグ漫画に転向すると、こんな感じになる。かなり過激なギャグもある。乞食ネタなどは現在は使えないだろう。大長編ネタもかなりあり、10巻などは3分の2が冒険活劇物になっていた。

中期(30巻くらい)からギャグ漫画よりもファミリー向けコメディ漫画になっている。絵柄もギャグからは少し離れたような気が。途中でペットのうにょが浜野家に入り、初期にはそれほどいなかった脇役たちにもスポットライトが当たるようになってきた。

表紙のイラストもかなり可愛くなっている。子供向け漫画には珍しく、やおい本について描かれていた。あさり・タタミの美少年優遇、ブサイク差別主義にはいささか辟易する。たまにメタ発言をオチにしてたりして、この時期の作風はあまり私好みではない。

後期(60巻くらい)になると、ますます絵柄が変わる。今風になっている。円熟味を増したと言ってもいいだろう。初期のキャラクター錦織綾子が後期でも登場しているのに驚く。パパや神田先生の顔のしわがなくなっている。パパは40歳、先生は38歳。考えてみれば、まだまだしわができるような年齢ではないからだろう。

児童虐待が問題になっているためか、ママのお仕置きがおとなしくなった。「クレヨンしんちゃん」も同じようになっているので、致し方ないのだろう。暴力が使えない分、お仕置きが陰険なものになっているケースもある(あさりの言う事をなんでも疑う等)

抜け巻もかなりあったけど、あるだけ読み終える。やっぱり面白い。それに35年も続いているし、時事ネタもかなり使われているので、「サザエさん」と同じように歴史的価値がある作品だと思う。100巻で終わる予定と聞いているので、最終巻が出たら全巻購入も考える。その時は全巻購入特典などつけてくれると嬉しい。

というわけで、昨日は飲みに行って日を跨いでしまったのでブログが書けなかったのである。

レスラーという人々

2013-09-27 05:57:28 | Weblog
コンビニで分厚い本を見つける。題名は「プロレス地獄編」。

梶原一騎のドキュメント風劇が「プロレススーパースター列伝」の作画をされていた原田久仁信先生が描かれた、ノンフィクション形式のプロレス劇画だ。プロレス業界の裏の部分が、克明に描写されている。

「プロレススーパースター列伝」は、レスラー同士の友情とか魂の真実(事実ではない)が梶原一騎のファンタジー要素がいっぱいだったが、本作はそういったものはない。金と面子。この二つに翻弄されていくレスラーやプロレス関係者の悲喜こもごもがストーリーのメインになっている。もっとも列伝の方は少年サンデー連載、こちらは別冊宝島と読者層も全然違うから当たり前かもしれないが。

読んだ感想は、レスラーというのは基本的にお金にはシビアで貪欲なのである、というもの。考えてみれば当たり前なのだ。レスラーという職業は、今日の仕合で怪我をして戦えなくなったら、明日の保証がなくなってしまうのだ。

あと若い内から業界に入るケースが多いので、社会というものに学ばずに大人になってしまい、社会の厳しさにぶち当たって、潰れてしまう事も多いようだ。これはプロレスラーだけでなく力士や野球選手にも当てはまることなのだろうが。黒い交際も珍しくないので、羽振りのいい選手が詐欺師や取り巻きに金を吸い取られる話も多い。

猪木たちが北朝鮮に行った話なんて、こんなこと描いていいのかよ、と作者を心配してしまうくらいレスラーの下半身事情について描かれている。ブル中野に言い寄る永島勝司が囁いていた「ブル……君は平壌に咲く一輪の花……」というフレーズが妙に面白かったので、いつかどこかで使わせて貰おう。

本作を読んでいて思ったことは、やはり猪木と馬場はレスラーの中では別格の存在のようだ。もちろん人間だから好かれているばかりではないが、圧倒的なカリスマ性や怖さは今のレスラーたちにはそうそう出せるものではないだろう。

本のボリュームの割に値段はお安めなので、猪木・馬場好きはもちろん、三沢、橋本といった世代が好きな人たちにもオススメできる一冊だ。

「孤独のグルメ」サード・シーズン終了

2013-09-26 00:46:52 | Weblog
「孤独のグルメ」のサード・シーズンが終わってしまった。水曜日は週の真ん中だからあまり好きじゃなかったんだけど「黒魔女さんが通る!!」とこれがあったから金曜日の夜まで頑張れたのに。

黒魔女さんも来週休むから、何もない水曜日になってしまう。「ちゅうかないぱねま!」もニコニコで配信されるけど、いぱねまだけではブルーウェンズデーは我慢できないぞ。

とはいえ「孤独のグルメ」は、またやるでしょ。だっていくらでも話作れるじゃん。まだまだ美味しいお店はたくさんあるわけだし。そろそろ五郎さんも九州に来てもいいんじゃないかな。五郎さん役の松重豊さんは福岡出身だからぜひ、来て欲しいね。

また水曜日の深夜に放映してもらいたい。下手に予算がついてゴールデンタイム進出なんてのは避けてほしい。そのまま10年くらい続いてくれたら嬉しい。深夜にちょっとしたものをつまみつつ、観るのが楽しい作品なのだ。ちなみに今夜はコアラのマーチ食べながら観た。安売りしてたから試しに買ってみたけど、懐かしくて変わらない味。食べ終えた後で、まゆげコアラを探せば良かったと後悔してみたり。

フォースシーズン、待ってるよ。

リテイクです!

2013-09-25 00:54:21 | Weblog
今日、「ブラックジャック創作秘話」のドラマ版を観た。

ふざけるーな。手塚治虫よりも元AKBの女が出ずっぱりじゃないか。手塚治虫を題材にした作品が、タレントのプロモーション番組に成り下がったんだぞ。このドラマを観たい人は、そーゆーのは別に期待していないんだよ。

そもそもなんでタイムスリップ物なんだい。古いっつっても戦後の内容なんだから現代からタイムスリップしてくるキャラなんて必要ないんだよ。おまけに「タイムスクープハンター」ばりのご都合主義で編集者になりやがって。

そういう腹づもりだったら言わせてもらいますけどね。タイムスリップしたあの女はどこに住んでるんだよって話ですわ。漫画の神様が全部そこもやってくれたのか?ってゆーか、神様役の小日向文世さんが手塚治虫役だったら良かったのに。

努力がどーのこーのと不必要なテーマを入れやがって。そういうのは他のドラマでやりなさい、他のドラマで。もっと手塚治虫のエキセントリックな逸話を観たかったんだよ、私は。

別に舞台を現代にしなくてもさ、原作みたいに対談方式にして、回想シーンだけドラマにすればよかったじゃないか。もう、ことごとく期待のツボを外しやがって。

1クールの深夜ドラマでやって欲しかったな。そういう風にリテイクしてくれよォー。