打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

絶対×2

2009-01-31 17:07:22 | Weblog
『絶対に儲かる』なんて売り言葉で金を集めて逃げたおばちゃんがいるそうです。

その額は二十億! 二十円置くのと違いますよ!?(古典的ボケ)

本当に儲かるのだったら、人に教えず自分だけでやるよな。金というものは、無限にわいて出るものではないのだから、みんなに分け与えるとその分自分の収穫が減ってしまう。だから、よっぽど世のため人のためなんて言う聖人君子でもない限り本当の儲け話なんてものは持って来ないと思います。

それに金の話で絶対なんて言う人はどうも信用ならないんですよね。元本保証でうん%配当なんて……そんなもの最初の数か月払って信用させたら逃げるに決まっているではないですか。

金が欲しいなら働けばいいのですよ。もし、お金が余っているのなら愛する家族や恋人のために使えばいいじゃないですか。どうせあの世には持っていけないわけだし。地獄の沙汰も金次第……なんて言うけど、天国行きの切符も買えるなら今頃長蛇の列でしょうなあ。

ま、お金は大切だと思うけどお金に振り回される生き方もどうかと思うな。

秋風五丈原

2009-01-30 18:56:52 | Weblog
さあ、週末だ。何をしよう。
最近とんと時間が経つのを早く感じます。このまま年を取っていくのかのう。

さて、アフターファイブなんて古臭い言葉使う気もないのに口にしてみますが、帰宅してご飯が炊ける間ヒマなので、只今『横山光輝三国志』を押入れから引っ張り出して読んでおります。

普段は劉備が死ぬあたりまでしか読まないのですが、珍しく後半部分を読んでおります。

三国志の後半部分って孔明も言っていたけど、登場人物がみんな小粒になってしまったような印象があるんですよね。全体的なレベルはあがっているけど、突出した部分なく小さくまとまってしまっているような。

しかしこうしてジックリと読んでみれば、これはこれで面白い。激しい個性はないけど、柔軟さがある。戦も政もどちらもいけますよ、的な。

ああ、米のことばかり考えておかずのことを忘れていた。たまごかけにしようかな。

角煮王子

2009-01-29 18:26:29 | Weblog
どうしようもなく腹を減らしながら帰宅していたのです。

これから買い物をして夕飯を作るなんてまどろっこしい。いっそどこかの店にでも飛び込むか……いや、店を選んで中に入って注文して待つ時間すらも惜しい。

ならば、と飛び込んだのが総菜屋。ここでおかずと白飯を買って帰ろうとしたわけです。

注文も何も、外食と違ってすでに料理ができているのだからいい。

レストランなどでメニューの見本写真と実物があまりにも違いすぎて落胆したことはだれしもあるだろうが、総菜屋にはそれがない。現品限りでございますなのだ。

すさまじい吸引力を見せたのが「豚の角煮」
飴色のタレの中からゴツゴツとした、しかし綺麗に層の別れた三枚肉が薄く染まって顔を出している。一緒に煮られているゆで卵もたまらなく美味そうだ。

これにしよう。もう、今夜は金に糸目を付けずに角煮を買おう。

腹を減らした男の決断力と行動力はすさまじく1500円分も購入してしまった。

プラスチックの容器にこんもりと盛られた角煮。さあどっから攻めてやろうか。

お前がいいな。私が店に入って最初に目に入った大きな肉片。お前に憧れていた!!

角煮は一つ一つ格好も色も微妙に異なる。個性的な連中なのだ。それを全て私がいただいちゃう。ギャルゲーの主人公にでもなったかのような気分だなあ。

そんな風に今夜の夕餉は進んでいくのでした。


灰汁掬いの仕事

2009-01-28 19:28:35 | Weblog
手羽先を煮込んで作る鍋にはまっている。

水を張った鍋をグラグラと沸かしてから手羽先をぶち込む。そして一時間ほど待つのですが、
その間にいっぱい灰汁が浮いてくる。この灰汁を掬う作業が割と楽しいのだ。

豚肉の鍋の時も灰汁は出るのだけど、手羽先は薄切りの豚肉に比べて灰汁の量が違う。
鍋の淵に真っ白な綿のようなものがたっぷりと浮いてくる。これは余分な脂とかが煮られて剥離したものなのだろうな。灰汁を穴あきおたまでそれをひょいと掬えば、なんとなく美味しそうな(おそらく美味しくはないだろう)灰汁が残る。

気長に作る夕食。のんびりまったりと煮込まれた手羽先は箸で挟めば骨が抜けるくらいになっている。ちゅばちゅば音を立てて喰らおう。

ゼロの使い魔、観る(ネタバレ含む)

2009-01-27 19:50:00 | Weblog
週末、本当に何もやることがなかったのでDVDを借りてきました。「ゼロの使い魔」全巻。いつも思うが最近のアニメは収録話数を減らして巻数を多くしているので、非常にコストパフォーマンスが悪い。

そんなわけで、視聴して。

ちなみに観る前の大ざっぱな印象としては「まろやかな家畜人ヤプー」かなと思っていましたが、そんなことは全然なかったです、はい。

面白いか面白くないかで言われれば面白いと思います。もう少し掘り下げて感想を言わせてもらえば、面白い面白くない以前にこれは『売れる』作りになっているなあと。

原作は小説ですよね。まぁ、読んだ事はないのですが、アニメの方だけで言わせてもらえば、これは売れるように作られています。うまく説明はしづらいのですが、ファンタジーと萌えの融合体の王道といったらいいのかな。

ターゲットはおそらく十代から二十代の男。自分も含めたターゲットが喜ぶ作りになってる……気がします。途中まで観ていてオチがなんとなく読めたもんな。「主人公のサイトくんは現代に戻れる手段を見つけるけど、ルイズのために帰らない」と。だって、サイトくんはこの世界にいたらどんな武器でも兵器でも使えるんですよ。ヒーローですよ。そして自分を好いてくれる女性もツンデレ、巨乳、綾波、メイドさんと多岐に渡る。いざ私がその立場になったとして……戻りたいか!? と。

そりゃね、戻りたくないと大声では言えないですよ。軽い現実逃避だもんね。
でも、そういう願望は確実にある。複数のかわいい女の子たちにヒーロー扱いされたいという願望が……男には多かれ少なかれあると思うよ、そういう気持ち。

ターゲットの人(私ね)はサイトくんに自分を投影させてしまうわけだ。でも、おおっぴらにサイトくんに「帰りたくない」とか言っては欲しくないんだよね。自分のがっつくような欲の部分を突かれてしまっている気がしちゃうし。だからサイトくんには「帰りたい」と言い続けてほしいけど、結果としては帰ってほしくないんですよ。そして、彼は私の望んだ通りに帰ってくれなかった。そしてまたいつもの夢の日常が始まると。おまけに、ヒロインと仲が深まっているじゃないですか。ナイスだ。安心したし満足できました。

この満足感がDVDレンタル代くらいで得られるなら安いものだと思う。珍しくコスパの悪いDVDで値段以上の満足感が得られました。もっとコアな人はDVDを購入しても安いものと思うだろうしグッズも買う人もいるだろう。つまり、売れるんですよ。実際「ゼロの使い魔」のDVDがどれくらい売れたかは不明だけど、続編も出ているみたいだから売れているんだろうな、と思います。

この作品の作者の名前すら知らないし、原作通りにアニメが進んでいるかどうかもわからないけど、とにかくいやらしい程に売れるように作ってますなあ。

今度続編も借りてみようかな。