打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

一休さんのメモリー

2014-05-03 20:31:56 | Weblog
中国で日本アニメ「一休さん」の映画が作られたそーです。

……なんで今さら? 一休さんって三十年くらい前に放映していたアニメですよね。なぜに今、新作を作ったんだろう。中国では一休さんが大人気なのかな?

そういえば日本で大人気の三国志は、中国ではそれほど人気のある時代じゃないんだとか。中国の人はきっと日本の三国志人気を不思議に思っているんでしょうが、それと全く同じ気持ちを味わっとります。

一休さんはスカパーでよく放映していたから、結構覚えてるんですよね。

アニメ「一休さん」といえば思い出すのが正月の話。いくさで家を失って橋の下に住んでいた人たちが侍に追い払われて、安国寺に避難をしてきます。一休さんは彼らのために頓智を使って、桔梗屋さんや裕福な商人からたくさんのおにぎりをもらいます。しかし安国寺に避難していた人たちは、新しいいくさのために侍に雇われて行ってしまうのです。

一休さんはいくさを起こす侍、その侍たちが起こすいくさのために酷い目にあったのに従う人々。さらにはそんな人たちを救うこともできない無力な自分を呪うのです。ラストは髑髏を錫杖に乗せた一休さんが「御用心、御用心」と言いながら新年の京の町を練り歩く所で終わります。京の人々から「縁起でもない」と石を投げつけられる一休さんが印象的でしたね。

あとは哲斉さん絡みの話かな。一休さんの兄弟子の哲斉さんは武家出身でした。哲斉さんが一休さんの静止も聞かずに侍に付いて行ってしまうのです。不二子ちゃん声のナレーションの「人にはそれぞれ道があります。一休さんと哲斉さんの道は違ったのです」的なことを語っていたのが、妙に良かったです。

つまり私は「一休さんが子供だから理解できなかったり、為す術もなく苦しむ話」が好きなんですな。

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