草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
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竹の会の算数指導のこと

2013年03月04日 21時57分37秒 | 
 実は、2月から小3や小4相手に、「割合」の考え方を平易に説くスタイルのレジュメの執筆、配布を始めました。この1か月で原稿100枚ほどになってしまいました。子どもたちはわたしのレジュメをやるのが楽しくてしかたないという感じです。指導のない日は問題創作であれこれと苦しむことが多いのですが、とうとう「算数の塊」の問題を使うことになりました。
 竹の会で算数を、割合を勉強する子というのは、まず「1%」というレジュメで勉強します。実はこの「1%」は、初歩に使えるのは、最初の20枚ほどだけです。今では「1%」は、上巻、中巻-1、中巻-2、下巻と4部構成に分けられています。この「1%(上巻)」の次が、「2%」、そしてようやく「算数の塊」へと入ります。この「算数の塊」こそが、竹の会発明の極意書「ミクロ・マクロ思考法」をマスターするための指導レジュメなのです。わたしは、実は、小3や小4の子たちに、それとなくミクロ・マクロ法を説いています。いや今ではもうこの際「竹の会割合の真髄」を一気に説き明かそうと思い始めたのです。というか、「算数の塊」を新たに徹底的に噛み砕いて小3や小4にもわかるように説明していこうかと考えたのです。
 今のところ子どもたちはわたしの密かな企みも知らずに、毎回与えられるレジュメに取り組んでいます。気がついたら、難しい割合の問題が簡単に解けるようになっていたということになればいいですね。

 
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