草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
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長い目で見れば・・・

2013年02月09日 22時20分35秒 | 
 落ちても別にいいではないですか。いやめでたく合格した人たちはもちろん素晴らしいですよ。しかし、何がよかったかはすべて大学入試のときにひとつの答えがでると思うのですよ。
 竹の会では、平成10年に鈴木君が早稲田実業高校に合格していますけど、彼は実は小4からずっと日能研で中学受験の勉強をやってきた、それで小6の後半には成績が伸び悩み、第一志望の慶應すべてに落ちてしまった。彼は高校受験でやり直す決意をしたのです。そして失敗した大手にはもう完全に背を向けていましたね。彼は中1から竹の会でがんばったのですよ。彼は柔道部長やら生徒会長やらとにかく忙しい人でした。それでも彼は絶対に竹の会を休むことはありませんでしたね。
 彼は入試のとき、慶應志木に失敗してやる気をなくしかけたのです。でも次に受けた立教に合格すると完全に立ち直りました。次には早稲田実業の商業に受かり、次には同普通部に受かり、最後には慶應高校の一次まで受かりましたからね。いやりっぱに決めたと思うのですよ。
 平成20年に都立白鴎中学に挑戦するも落ちた女子がいました。彼女は、中2になって再び竹の会に来たのです。とにかくがんばりましたね。品川区の方から通ってきてたのですが、都立小山台高校に合格しました。
 これは上原中の話です。都立戸山に推薦で入った級友に馬鹿にされていた生徒がいました。彼は内申が悪くて都立を受けられなかったのです。それで國學院高校、農大一高、佼成学園に受かって、佼成に行った。彼の話によると、1学期でクラスの生徒が激減したというのです。止めてしまうらしいのです。でも彼はそこで3年間頑張って、1浪して早稲田の教育に合格した。しかし、1年後慶應大の法に合格して大学に入り直した。先の都立戸山で推薦に行った生徒は結局立教に行ったらしい。
 最後は大学で決めたという感じですね。
 平成20年に桐蔭理数に合格した生徒などは、中学時代サッカーばっかりやっていたので、内申が悪くて都立は受けられなかった。彼は、高校3年間よくがんばったのだと思います。1浪はしましたが、東大経済に合格を果たすのです。
 勝負はこれからということです。長い目で見れば何がよかったのかわからないということです。高校入試だって、都立西や日比谷という別格がありますからね。高校受験で頑張る人にもちゃんと道は残されています。
 要は、最後で決めればいいということです。
 
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