草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
※2015年10月より竹の会公式HP内にブログ移転

入会して初めて「わかる」竹の会のすばらしさ

2013年03月04日 11時39分08秒 | 
 お早うございます。昨日も充実した指導をすることができました。新入会の子たちも緊張したと思いますが、しだいに竹の会の雰囲気に慣れて溶け込んでいったように思います。まだ表情が硬いかなという子もいましたが、しだいに打ち解けていくようでした。
 入会者がいずれも女子というのは偶然そうなっただけです。入会試験に合格した男子も去年2人ほどいたのですが、入会することはありませんでしたので、結局女子だけが入会する結果となりました。
 2月に入会した子たちの進度が速いのにいささか戸惑っています。去年の今頃の時期はまだ、小3や小4には入会試験は課されていませんでした。その後、わたしの入会試験問題の制作も何例かの踏み台を重ねて、かたちが決まってきまして、今のような内容に落ち着きました。竹の会の入会テストは、いわゆる学力テストとは違いますので、入会テストに受かっても、学力診断ではほとんど力のないという子もいます。しかし、本年の合格者の例を見ても、知能と情熱さえあれば学力は後からいくらでも鍛えられます。
 わたしの入会試験は、知能を見ています。潜在する「知のはたらき」を見ています。
 入会後1か月ですが、もう子どもたちの勉強に対する姿勢がまるで変わってきたという親御さんの感想が複数例寄せられています。
 竹の会の子どもたちが「なぜ」ここまで変われるのか、不思議に思われる人もいるかもしれません。あるいは、そのような言葉をいくら聞かされても頭から信用しないという人もたくさんいることでしょう。やはり大手に行ったほうが安心という人がかなりいるのも知っています。
 しかし、わたしは嘘偽りを申しているわけでは決してありません。入会してくる子たちの親御さんが、ほんとうに例外なく竹の会の指導に驚き、感動されているということは全くの事実なのです。わたしの元には、メールや手紙で竹の会の指導に感動された親御さんたちのことばが寄せられてきます。
 これまでこんな塾を知らなかったという文面がもっとも多いですね。そして「竹の会のような塾は東京のどこを探してもない」のではないかというご意見も寄せられています。
 わたしは東京に夥しい数の塾の実態はなにも知りません。というかどうでもいいのです。関心がないのです。ただわたしは竹の会に子どもさんを預けられた親御さんに対して、最大級の責務を果たすべきだという使命感みたいなものを持ち続けてきました。ですから、責任が果たせないなら、やはり退塾をしていただくことが、おカネを取って指導するという職業倫理に適うものだと思っています。塾の倫理として退塾していただくのです。そして「わかる」というサービスを果たすことができるために、わたしの全人生、全生活をそのために捧げるくらいでなければとてもその責務は果たせないと思うのです。
 竹の会の会費は高いのか、安いのかということが、ネットでも議論されていましたけれども、そして中には、高からず安からず、という意見もあるようですが、問題はそんな単純なことではないと思います。要は、塾といのうは、実質的な内容の濃さにあるということです。形式的には格安でも、内容がともなわなければそこに払うカネは無駄です。1年も2年も通って、成績中ぐらい、あるいは成績不振というのでは、~その原因が子ども本人の能力、生活姿勢にあることも往々にしてあるとしても~やはり形式的には安い費用でも、費用対効果からみればとてつもなく高いということになるはずですが、世の中の親御さんというのは、そういうふうには考えないようです。
 竹の会というのは、当然職業としての塾ですから、費用はとります。しかし、費用はとる以上は、それに見合う指導をサービスを実現するために全力をかけています。これがプロフェッショナルということの意味です。わたしは、他の塾はどうか知りませんが、いったん引き受けた子たちのことは、寝ても覚めても思わずにはいられません。指導のない日は朝から、前日の指導のようすをことあるごとに思い返しながら、次の指導のことに頭を巡らせています。次にどのような指導をすべきかなどといつも考えています。子どもから「わかる」を引き出すために四六時中いろいろと思案しています。
 要は、子どもたちにどれだけ自分の時間を捧げてあげられるか、時間を費やしているか、ではないでしょうか。大手進学塾の人気講師が、あるいは、中レベルの、あるいは無数の個人塾の塾長が、商業ベースとはかりにかけて、どこまで熱心にやっているかは知りませんが、たとえば、塾がオフの日はのんびりと別のことを楽しんでいるなどという人たちが、いくらその能力が高くて、熱心な講師であっても、子どもたちが見違えるように変わるということは通常は「ない」。頭のいい子ができるだけというのが、塾の一般的姿ではないかと思っています。
 子どもというのは、手をかけてやればかけるほど「変わる」のです。ある日あの時、子どもが見せた反応が気になり、それでいろいろ考えて次の一手を打つなどというような、とにかく自分の生活がすべて子どもたちのことで、子どもたちから離れられない、という状況の中でこそ、子どもたちは「変わる」といううれしいお返しを見せてくれるのだということです。
 指導というのは、ほんとうに真剣に子どもたちと向き合わなければとても子どもたちは応えてくれないということです。
 ところで、竹の会に入会希望でやってくる子どもたちというのはやはり女子が多いですね。やはり竹の会は女子塾です。
 志しあるみなさんが竹の会と出会われる日を心待ちにしています。
この記事についてブログを書く
« 子供を伸ばす技術 | トップ | 都立高入試の厳しい現実 »