草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
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これからの指導のこと

2015年05月07日 10時54分18秒 | 
 おはようございます。昨日は竹の会の渋谷教室3周年ということで紅白饅頭を用意してささやかなお祝いの気持ちとさせていただきました。子どもたちにお菓子やティーなど差し入れていただいてありがとうございます。子どもたちは手際よく分けて美味しそうに食べておりました。昨日は竹の会の卒業生も何人かお祝いにきてくれました。今年戸山に合格した子、23年に小石川に合格した子、今年卒業した今中1の子などみな卒業しても竹の会を忘れずにいつまでも懐かしがってくれるのはほんとうにありがたいことです。
 様々な方面からよく竹の会の卒業生たちの活躍を耳にすることがありますが、ほんとうに竹の会で鍛え抜かれた子たちというのは竹の会を卒業した後もあちこちでいい成績を残されるようです。
 これもわたしにはうれしいことです。

 
 渋谷教室でお馴染みの紅白饅頭
 
 卒業生にいただいた花束は神棚に
 
 花束を上から撮してみました
 

 菊一輪 戸山生から
 
  竹の会の卒業生たちはいつまでも竹の会の日々を懐かしがってくれます。いつか竹の会の同窓会を開けたらいいですね。
  さて、今日はこれから夏休み直前までの指導の方針について少し書いておこうかと思います。
  夏休みは8月の最後の週は事実上学校が始まりますので、使えるのは3週間ほどです。これにお盆に休みを入れますと8月だからといってそれほど指導日がとれるわけでもありません。
  実は去年の夏もそのように日程を組みました。今年も去年と似た日程を組む予定です。それで十分合格者を出せるとふんでおります。
  問題はやはり家庭学習にかかっているようです。今年桜修館に失敗した女子はいずれ日比谷クラスに合格するはずです。ただ去年の夏休みにはほとんど課題提出がなかったように記憶しています。受検生のみなさんは受検が近くなってくると猛勉強するわけですが、どうしたことか夏休みが開けるまではどうも自分のやりたいことを自由にやって受検勉強にさほど熱心ではないように思うのです。それは親御さんの意識も同じで何かと子どもさんを行事や旅行へと平気で送り出しまた連れてもいくように思います。
  わたしの経験では、受験でいちばん勉強しておかなければならないのは、2月から夏休みまでの期間だと思います。この期間に人の何倍も勉強してきた子が結局受かるのではないかと思っています。
  受験直前に勉強するのはみな同じです。ただ同じ受験直前に勉強するとしてもすでに夏までに一通り完成している子がする勉強は質において、これから完成させようとする子の勉強とは違うと思うのです。
  
○5月、6月、7月前半の指導について
   国語重視の指導
   「新国語読解」を進める・・・「国語は言いかえである」を実際の入試問題を題材にわたしの創作設問で体得させるレジュメ・シリーズですが、成功裏にレジュメ執筆が進んでおります。
   「作文の基本」 ・・・全35回です。家庭課題レジュメとなります。
   「天声人語質問集」・・・創作質問集です。家庭課題レジュメ。
   「四字熟語」・・・家庭課題レジュメ。
   「国語は言い換えだ」・・・都立に出た過去問を多く拾っている。
   「読解百撰」・・・物語文の練習。
   「作文第2集」・・・毎日曜日にテスト形式で実施中。
  適性対策指導

  ○
 「竹の会入会テスト」シリーズ
   「第1類」「第2類」「第3類」「第4類」まで完成
   注 「第2類」とは、「合格答案への道」シリーズのことです。
   注 現在「第4類」まで終わらせた小6については「解き直し」を指示しております。
   ※2016年版過去問が出ましたら、「第5類」の執筆に入ります。
  ○
 「適性問題の型と答案のスタイル」・・・通称「スタイル」
  ○ 
適性のための算数シリーズ
    「推論を鍛える」全48問
    「単位あたり量を鍛える」全40問
    「推論を鍛える 標準編」全15問
    「初見問題の研究」現在第17問まで配付
  ○ 
算数シリーズ
    「小学思考の素~その他編」までは必ず終わらせてください。
    「推理の素」は3回以上解き直し必須。
    「推理の素」以降は、「適性のための」レジュメ優先

  ※
警告 合格はんこがとれないままに、解説を読んで「わかった」と先へ進めるのは、ほとんど力にはなりません。
 

 
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