草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
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本日、指導日

2015年04月26日 08時01分25秒 | 
 おはようございます。本日は指導日です。早4月も26日、世間ではゴールデンウィークとざわついておりますが、受検・受験のみなさんが、世間並みに浮かれては掲示板に番号がなかったとしても落ち込む根拠がありません。それとも世間がレジャー、旅行と浮かれるときに一緒に浮かれてそれでも受かるほどに自分が天才的な頭脳の持ち主とでも思っているのでしょうか。掲示板に番号がないといってあたかもそれが不運のように嘆くのは少なくとも勉強を先送りしてきたのなら当たらないということです。
 どんな日も変わらずいつものように勉強する、勉強を優先させる、その姿勢が問われているのです。
 中3のみなさんは、今は一日7時間は勉強してこそ9月以降の佳境期を乗り越えられるということを知っておいてください。
 一般的に言いまして、勉強して3時間経ってようやく勉強の端緒に触れたということです。3時間未満の勉強では成績は確実に下降線をたどるでしょう。小学生にしても、中学生にしても毎日最低5時間の勉強をして初めて成績は上昇していくと考えられます。
 3時間といい、5時間といっても、問題は密度の濃い、集中した時間を過ごせているか、です。例えば、ただのこなし仕事のような、考えるという契機もない、ドリルや宿題をこなすのは勉強とは言いません。
 わたしの手元には小6のみなさんが、やり残したままのレジュメ、返ってこないレジュメの解説が大量にあります。「スタイル」を終わらせないままに放置していませんか、「作文第2集第2回」をやらないで放置していませんか、・・・。
 そういうものをためこめばためこむほど掲示板からは遠ざかることになります。今年の桜修館合格者がみなさんに伝えてほしいと、遺した「レジュメをやりきる」ということが実は大変なことだということが、わかりますか。それは勉強最優先の生活をしなさい、ということなのです。それは世間の、巷の生活とは一線を画して、勉強中心の、勉強最優先の生活をしなさい、ということなのです。
 2月9日、朝9時、掲示板の前に立つ、生徒、親のどよめき、その多くが「番号がない」人たちだという現実を知ることになる。

 
 午前9時前大勢の受検生、親がおしかける桜修館の掲示板
 
 ものの10分もすればほとんど消えてしまう。番号がなかった人たちはそそくさと立ち去るしかない。
 女子は約8倍、つまり9人いれば1人合格。合格する人はそれだけの覚悟をもって勉強してきた人たちである。
 勉強を先送り、他を優先させて回避するのを常としてきた人たち、時々まじめに勉強した、受検の直前はがんばったという人たちに掲示板が微笑むことはない。

 
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