お早うございます。昨日は最後の7時間指導を終えて、家に帰りお風呂に入るとすぐ眠り込んでしまいました。7時間1秒も指導から解放されることがないというのは初めてでかなりの激務でした。
昨日は体調を崩していた2人も無事出席しましたが、1人がやむを得ない欠席となりました。
※夏の出席状況
18回全回出席 4名 小5・小6・小6・中3
17回出席 6名 小5・小5・小5・小6・中1・中1
「さくら」獲得数
18枚 2名 中3・小6
17枚 3名 中1(女)・小5・小5
「さくら」はんこは7時間勉強したことの証しです。今夏は、30分遅刻までは「さくら」OKとましたが、今後は開始時間に遅れた場合は不可とします。30分遅刻者は常習者が多く、また7時間の「証し」にもならないからです。
7時間集中指導の意味するもの
7時間ずっと集中を継続したという経験、しかも夏のようなうだるような暑さの中で、そうした経験を最大で18回もこなすという経験は、実はかけがえのない「耐え抜く」精神を培うものなのです。7時間ただ黙々と勉強に集中することの効果は予測をはるかに超えた、相乗的な効果をもたらすものです。今年の夏は、小4女子が7時間15回をこなしております。勉強が進んだということよりも、夏は長時間を多い週には4回もこなすという経験にあります。他の小4がやや不発のままに終わった感が強いので、この子の芯の強さというものを実感しております。小4にはやはり重荷かなとも思います。かつての竹の会の夏は、小4はたいてい4時間15回指導であったと思います。ただ小4でも集中力を発揮してきた子というのも例外的には実際いまして、小4だからと一概に言い切れないものがあります。
小5になると、さすがに集中力が違います。小4と小5の差というのは思ったより大きいものだと実感させられます。体力もありますが、やはり「精神力」において差が歴然ということかと思います。
これからの小6の課題
小6の4名の内1名が東大附属の受検に変更しましたので、都立中受検予定者は3名となりました。4人とも算数の力を伸ばしましたが、適性検査問題の正解率はあまりよろしくありません。8月後半から実施した「入試読解」シリーズはほとんど0点といっていいでしょう。つまり、適性検査問題のできがよくないのは、国語の読み取りが不正確、浅いことも影響しているということです。「考える」というとき、あまりにも表層しか見ていない、人の心の深いところ、機微というものを理解していないということが、わかってきました。
また適性検査問題を読み取るとき、大切なポイントを平気で読み飛ばしているということが往々にしてあるようです。あまりにも注意散漫というほかありません。
思考というものが、読み落としのないように注意を怠りなくはたらかせて、かつ「あ~でもない」「こ~でもない」と思いをめぐらすものであるということです。ところが、30分ほど考えたら、「考えたけどわかりません」と平気でもってくる。そういう子はすべての問題でそうです。ナンプレなんかを解いていると、何時間かかっても見つからないということがよくありました。それでもあきらめずに次の日の朝もう一度見ていたら突然「見つかった」ということがよくありました。わたしは「わからなければ」すぐあきらめるのがよくないと思うのです。わからなければ1日中折に触れて考えなければならないのです。いつも頭から離れないというのが思考するということなのです。国語だってそうです。問われていることがわからないからとすぐ白紙で出してくる、時間をかけていろいろと考えてみようとしないから、できるようにならないのです。それでわたしは「ナンプレ」をやれといっているのです。あれはいいです。持久力、集中力、推論力というか「もがく」力を確実に培ってくれると思います。
再び国語に戻りますが、とにかく「できない」。それでわたしはすぐに「次の読解文をください」というのがわからない。できなかった読解文をどれだけ考えたかということです。解答を見て「わかった」で終わりですか。違うでしょ。
もう一度言います。思考するというのは、わからないことが「頭から離れない」ということです。いつもそのことが頭から離れない、これが思考するということなのです。それが自分の頭で考えるということなのです。
いつもそのことばかりを考えているということなのです。簡単に「わかりません」と言って丸投げしていてはいつまでたっても本物の思考力はつきませんよ。
9月通常指導 4日(水曜)開始
いよいよ9月になります。中1、2は定期試験、中3はいよいよV模擬が始まります。そして小6もいよいよ模試挑戦です。小6のみなさんは、少なくとも3回(できれば5回)は模試を受けてください。お薦めは早稲田進学会の模試ですが、あそこは志望校別模試で、桜修館とか富士がなかったと思います。24年に富士に合格した女子は確か大泉にして受けたはずです。桜修館なら、白鴎とか両国で受けてみたらどうでしょうか。日能研もありますが、あそこは受検者数が少なすぎます。
今日の空
昨日は体調を崩していた2人も無事出席しましたが、1人がやむを得ない欠席となりました。
※夏の出席状況
18回全回出席 4名 小5・小6・小6・中3
17回出席 6名 小5・小5・小5・小6・中1・中1
「さくら」獲得数
18枚 2名 中3・小6
17枚 3名 中1(女)・小5・小5
「さくら」はんこは7時間勉強したことの証しです。今夏は、30分遅刻までは「さくら」OKとましたが、今後は開始時間に遅れた場合は不可とします。30分遅刻者は常習者が多く、また7時間の「証し」にもならないからです。
7時間集中指導の意味するもの
7時間ずっと集中を継続したという経験、しかも夏のようなうだるような暑さの中で、そうした経験を最大で18回もこなすという経験は、実はかけがえのない「耐え抜く」精神を培うものなのです。7時間ただ黙々と勉強に集中することの効果は予測をはるかに超えた、相乗的な効果をもたらすものです。今年の夏は、小4女子が7時間15回をこなしております。勉強が進んだということよりも、夏は長時間を多い週には4回もこなすという経験にあります。他の小4がやや不発のままに終わった感が強いので、この子の芯の強さというものを実感しております。小4にはやはり重荷かなとも思います。かつての竹の会の夏は、小4はたいてい4時間15回指導であったと思います。ただ小4でも集中力を発揮してきた子というのも例外的には実際いまして、小4だからと一概に言い切れないものがあります。
小5になると、さすがに集中力が違います。小4と小5の差というのは思ったより大きいものだと実感させられます。体力もありますが、やはり「精神力」において差が歴然ということかと思います。
これからの小6の課題
小6の4名の内1名が東大附属の受検に変更しましたので、都立中受検予定者は3名となりました。4人とも算数の力を伸ばしましたが、適性検査問題の正解率はあまりよろしくありません。8月後半から実施した「入試読解」シリーズはほとんど0点といっていいでしょう。つまり、適性検査問題のできがよくないのは、国語の読み取りが不正確、浅いことも影響しているということです。「考える」というとき、あまりにも表層しか見ていない、人の心の深いところ、機微というものを理解していないということが、わかってきました。
また適性検査問題を読み取るとき、大切なポイントを平気で読み飛ばしているということが往々にしてあるようです。あまりにも注意散漫というほかありません。
思考というものが、読み落としのないように注意を怠りなくはたらかせて、かつ「あ~でもない」「こ~でもない」と思いをめぐらすものであるということです。ところが、30分ほど考えたら、「考えたけどわかりません」と平気でもってくる。そういう子はすべての問題でそうです。ナンプレなんかを解いていると、何時間かかっても見つからないということがよくありました。それでもあきらめずに次の日の朝もう一度見ていたら突然「見つかった」ということがよくありました。わたしは「わからなければ」すぐあきらめるのがよくないと思うのです。わからなければ1日中折に触れて考えなければならないのです。いつも頭から離れないというのが思考するということなのです。国語だってそうです。問われていることがわからないからとすぐ白紙で出してくる、時間をかけていろいろと考えてみようとしないから、できるようにならないのです。それでわたしは「ナンプレ」をやれといっているのです。あれはいいです。持久力、集中力、推論力というか「もがく」力を確実に培ってくれると思います。
再び国語に戻りますが、とにかく「できない」。それでわたしはすぐに「次の読解文をください」というのがわからない。できなかった読解文をどれだけ考えたかということです。解答を見て「わかった」で終わりですか。違うでしょ。
もう一度言います。思考するというのは、わからないことが「頭から離れない」ということです。いつもそのことが頭から離れない、これが思考するということなのです。それが自分の頭で考えるということなのです。
いつもそのことばかりを考えているということなのです。簡単に「わかりません」と言って丸投げしていてはいつまでたっても本物の思考力はつきませんよ。
9月通常指導 4日(水曜)開始
いよいよ9月になります。中1、2は定期試験、中3はいよいよV模擬が始まります。そして小6もいよいよ模試挑戦です。小6のみなさんは、少なくとも3回(できれば5回)は模試を受けてください。お薦めは早稲田進学会の模試ですが、あそこは志望校別模試で、桜修館とか富士がなかったと思います。24年に富士に合格した女子は確か大泉にして受けたはずです。桜修館なら、白鴎とか両国で受けてみたらどうでしょうか。日能研もありますが、あそこは受検者数が少なすぎます。
今日の空