「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

築地本願寺、法話2014.10.17

2014-10-17 23:33:32 | 仏教
千葉成田の方の住職。
両親が90歳を超えているということは
ざっくり60くらいだろうか。

ハワイのマウイ島で7年ほど働いていた経験があるという。
ハワイには大きな天文台があり、2回ほど星を見に行った
ことがあると言っていた。ハレー彗星もみたとか。

今日を喜ぶことができない人は、人生幸せになれない。
、、、、格言的な標語がでた。

浄土はいいところではあるけど、
みなさん、人生を幸せに生きて下さいね。

最近、がんは治る病気でもあるし、
がんになったら、告知するんだと、
葬式で、内科の医者が話をしていた。

ある老夫婦、毎年、花見が楽しみ。
夫の方が、がんを告知された後の花見。
もう来年は花見できないかもしれないなあ・・・。
日々の生活で新鮮に感じられるところがでてくる。

この世に生まれたご縁、ご恩。
こうやって法話に来られたみなさんとのご縁。

広島の母は、現在認知症。
高校のときは、
同じ電車の車両にも乗りたくないときもあった。

19歳のときに、京都で軽いやけどで病院へ。
母に近い人に話を聞くと、
京都へ、泣きながら心配して京都へ。
そんな状況も人に聞かなかったら
わからなかったらしい。

小さいときに、お世話になった伯母さん。
お寺の仕事が忙しく、伯母さんに世話をしてもらった。
伯母さんがお嫁にいくというのを聞いて、ごねた。
結婚しても、変わらずお世話になった。ご恩を受けた。

その後、時は経ち、伯母さんが80才前になくなった。
葬式はたくさん経験したけど、こんなに悲しい葬式は
なかった。

法話の閉めは、録音してあったハーモニカの音をBGMに、
伯母さんの思い出の詩の朗読で終わった。

住職本人にとっては、感動を生むポイントだったのかも
しれないけれど、今一歩、感情移入はできなかった。

全体的には、話がとびぎみ、
ポイントが少なめだったような気がする。

ところどころ、アミダさんの功徳の話もあった。



さて、今年度後半の常例布教の法話だが、
12/19からの法話、3/22からの法話は、
自死に関する活動もされている僧侶なので
いいお話が聞けると思う。
12/19からの僧侶は、この前のシンポジウム「ご縁」
にも出ていた方。





コメント
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