なつかしもん(移ってきました)

70年代から昨日まで人によっては懐かしいと思えるものを置いていきます。
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初笑い映画 2

2012-01-07 10:42:00 | ●映画を思い出すもの 2
お正月はそんなにお店が営業していなかったので映画館で映画を観るということが大きな娯楽でした。

今回はお正月映画として「男はつらいよ」を扱っていますがある時期まで
夏と冬の一年2本公開という形が長く続いていました。

ですから映画を観るとラストが夏で終わるシーンと冬で終わるシーンになっています。
このラストがいいんですよね。
特に正月中に観に行ったりすると「凧あげ」「縁日」が映画に映し出され、見終わりいい気分で出てくると現実の同じような光景に出会え、とても気持ちがいいです。



1992年12月26日公開の「第45作 男はつらいよ 寅次郎の青春」「釣りバカ日誌」と同時期公開されていた映画




1993年12月25日公開「第46作 男はつらいよ 寅次郎の縁談」「釣りバカ日誌

同時期公開中の映画

ハリウッドで「ジュラシックパーク」、日本ではまだ「ゴジラシリーズ


新文芸坐で2011年末から山田洋次監督映画祭をしていて「男はつらいよシリーズ」もラインナップされていたので観てきました。
客層は自分の親世代~ちょい上といった感じで同世代らしき人は見当たらなかった。

いやー笑ったなぁ。
最近の大ヒットしているような邦画は全く笑えないどころか腹が立つけど
昔の寅さん映画は笑えるなぁ。
自分が年をとるごとにより笑えるようになった。

やっぱりスクリーンで観ると良いな~。
それと新文芸坐のスクリーンはシネコンのスクリーンと違い、シネスコサイズを幕を横に広げて出現させている。(「男はつらいよシリーズ」はシネスコサイズ)
シネコンの上下縮めて作るのとは大きな違いだ。
本編前の予告篇サイズより小さい本編は寂しい。