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なつかしもん(移ってきました)

70年代から昨日まで人によっては懐かしいと思えるものを置いていきます。
since 2004

単館ロードショーのパンフ

2014-01-03 15:36:00 | ●映画を思い出すもの 2
最近は映画館で映画を観てもパンフレットを買わなくなった。

理由は値段が高いという事とその値段に見合うだけの内容でないこと。

紙質は無駄に良くなったし、カラーページが多くなったが600円、800円を出すほどの価値は無いように思う。

数カ月後に発売されるDVD・Blu-ray の特典で良かったりもするかな~と考えたりするからだ。

ここ数年でどんどん減っている単館ロードショー。
一般のロードショーの映画のパンフとは作りも内容も値段も違った。

とにかく文章が多い。インタビューも濃い。シナリオ採録をしているのも多かった。
これなら当時の一般のプログラムよりも高い600円という値段でもまあ納得。

サイズも多種多様で新書版くらいの大きさだったり細長かったりと、どーやって保管すれば良いのか考えさせられました。

一番多かったサイズはB5でしょう。
今回はそのサイズのものの中で自分が今でも好きな映画を上げてみました。


シネスイッチ銀座
あなたがいたら/少女リンダ」絵はペーター佐藤氏。大好きなイラストレーターでした。

ニュー・シネマ・パラダイス

デリカテッセン

クライング・ゲーム

CINE VIVANT六本木
ミツバチのささやき

シネマライズ
レザボアドッグス

シャンテ シネ2
マイライフ・アズ・ア・ドッグ

ミステリートレイン

シャンテ シネ1
バウンド

ミラーズ・クロッシング

シネマアルゴ新宿
櫻の園

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ストレート・トゥ・ヘル


紅い眼鏡


エースをねらえ!、ピーマン80 パンフレット

2013-09-28 10:20:00 | ●映画を思い出すもの 2
1979年9月公開の映画「エースをねらえ!」「ピーマン80
このパンフレットは1冊で映画2本を収録している。

この頃の日本映画(90年代前半くらいまでだったかなぁ)は大作以外は
2本立てで公開されることが多かった。

1本分の料金で2本観られるのだからお得であるが
◎2本とも面白い。
◎1本だけ面白い。
◎2本ともつまらない。
と、ある種賭けみたいなところもあった。

今のように事前に大量の情報は得られなかったから尚更だ。

そしてこの組み合わせは辛い!!
アニメと実写。
時々こういう事をしていたが、客としてはどちらかが要らない。
自分なんかはこの頃は2度続けて観ていたので、目当ての映画以外が間に入るのは辛かった!
(シネコンと単館は入れ替え制だが、昔ながらの映画館は1日中でも観ていることが出来た)


エースをねらえ!」はテレビの編集版ではなく劇場版新作である。

素晴らしい傑作です!

少女漫画のキラキラ感と青春が絶妙に描かれています。
出崎統杉野昭夫 両氏の代表作のひとつです。



中身を少し。
1冊の大半を「エースをねらえ!」が占めています。

注目はこの「ピーマン80」というトンデモ映画です。
解説を読んでいただきたい。

この出演者を見てもいかにふざけているかがわかる。

最先端を行っているように言っていますがテレビ撮影が慣れているというだけじゃないのか?

「ピーマン80」は今見たら違う意味で楽しめるかもしれませんね。

遙かなる夢・ニューヨーク物語のパンフレット

2013-07-11 13:52:00 | ●映画を思い出すもの 2
1996年 新宿高島屋タイムズスクエアにオープンした東京アイマックス・シアター

そのオープニング作品「遙かなる夢・ニューヨーク物語」のパンフレット

今のIMAXシアターとは全く違うシステムで上映作品も独自の作品がほとんどでした。

で、パンフレットもあったのですが中でもこのパンフレットが一番変わっています。

まずレコードのLPサイズの段ボールで出来たケースにパンフが入っています

裏面

パンフレット本体

目次

このパンフレットは付属のメガネで3Dに見える

そのメガネ。クロマデプス3D方式

音楽がジョン・バリーだったりする


アイマックス・シアターの解説

古屋兎丸さんのメガネで立体に見える絵



東京アイマックス・シアターの見取り図


グレムリン100%

2013-06-30 16:58:00 | ●映画を思い出すもの 2
1984年公開の映画「グレムリン」のムック本です。

監督、出演者のインタビュー、メイキング、小ネタまで「グレムリン」に関すること、てんこ盛りの本です。

今だったらDVDBlu-ray の特典映像そのものです。
発売されたのがまだDVDもない時代でしたからこのような本があった。

それでもこの本に収録されている写真や記事は貴重なものが多いです。

この映画もこの時代に作られて良かったなと思います。
今、作ったら特撮部分は全てCGで作ることが可能でしょう。

でもCGヨーダの違和感と同じようにギズモの可愛さは現時点のCGでは出せないと思います。




ジョー・ダンテのストーリーボード

メーキャップアーティストのクリス・ウェイラス。天才だ!

初期スケッチ


1体を動かすだけでも大変だ


マットペインティング。合成用の背景。

わらわらと街に繰り出したグレムリンはストップモーション・アニメだ。



日本での公開は12月だったので映画の中の季節とピッタリだった。
本国アメリカでは6月公開。
半年遅れで公開されて良かったと思える珍しいケースでした。