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Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記

ちゃぶ台で作ろう!カーモデル

トヨタ・カリーナED オートピスタ(田宮)

2013年08月13日 17時34分38秒 | 完成品

A112と同時に製作していた田宮のカリーナEDオートピスタが完成しました。

田宮にしては珍しいく最初からドレスアップされた仕様でのキット。

同時期の田宮にはソアラのエアロスペシャル等もありましたが、

どうせならノーマルで!の声もあったかと思います。

ここ数年80年代車の再版に熱心な田宮ですがカリーナEDは発売されていません。

オートピスタというブランドは今では無くなってしまったようです。

フロントバンパーエアロはエアダム状ではなくシャシー下に空気を流すようにしたデザイン。

現代的な解釈ですね。

シャシーは田宮のST165セリカと全く共通のようです。

コロナクーペもラインアップすればFFセリカ3兄弟が揃います。

ST165ベースで改造なんて手もあるかも。

実車でもセリカ、コロナクーペと兄弟車ということもあり

4ドアクーペという新しいジャンルと背の低いフォルムで爆発的に売れました。

僕の友人も「今度のカリーナかっこいいべ!」と興奮していたのを思い出します。

カリーナEDの成功からプレセア、ペルソナ、若干大きいがインスパイアなど

多くのフォロワー車も登場した。トヨタの新しいマーケットを造り出す能力って本当に凄い。

自社からもマリノ・セレスとカローラクラスやマークllなどにも波及させたが

ブームが去るとバッサリと止めてしまうのも実にトヨタらしい。それでも3代目まで続いた。

弟の友人がトヨタのディーラーに勤めていたので試乗したことがあります。後席は本当に狭い!

彼はパッケージングは多少違うとはいえセリカやコロナと同様だからこんなもの。と

あれから25年以上たってまさかメルセデスがCLSを発売するとは。。。

今ではBMWもVWもアウディだって4ドアクーペをラインアップしています。

リアスポイラーはCピラー根本まで伸びている独特の形状。

フロントバンパー以外のエアロはおとなしい形状。

この写真見ていて気づきました。後ろのホイールの回転方向が前と逆(!)あとで直しときます。

ホイールのハブボルト部分を隠すカバーはクリアパーツ。指示どおりスモークで塗って装着。

極端に前下がりの車高はキットデフォルト。ちなみに前後ともシャフト通しのシンプルな構成。

なにか前だけサスが抜けてみたいに見えるのでこちらももうちょい調整してあげてみます。

フロントからサイド、リアにかけてのブラックプロテクター内のシルバーのモールは

セメダイン製キッチンテープの細切り 細く切っても直線が出やすく粘着質も強い。

ただギラギラしすぎるので貼り込んだあとマスキングしてブラックプロテクターともども

半ツヤクリアを噴き、その他メッキシルバーとトーンを合わせてみた。

フロントグリル内「カリーナエンブレム」はデカールの用意がない。ここは付けて欲しい所。

クリアレッドにスモークを混ぜたワインレッドを筆でちょん塗りしておきました。

説明書の完成品写真を見るとエアロの内側足らず表から見ると少々かっこ悪く感じたので

前後ともエポパテでエアロ内側部分を延長しておきました。

今回は下地にガイヤの黒サフを使用。

ボディ色は「グリニッシュシルバー」にしました。箱絵の色を参考に、ということで

クレオスの新しいメタリックカラーGXを初めて使用。

メタルイエローにメタルイエローグリーン、シルバーとウィノーブラックで調色し

最後にスーパークリアlllをプラスして箱絵のイメージの色を作ってみた。

まずシルバーを塗装したあと調色した薄いグリーンメタリックを塗装

デカールは黄変していたので1ヶ月ほど日光ブリーチしました。

サイドのピンストライプのみ純正デカールでは不安だったので

GSRのストライプデカールの0.3ミリ幅を使用した。

ガイヤのEXクリアーと研ぎ出しでボディを仕上げた後、私的に80年代車の「鬼門」窓枠塗装へ。

ウィノーブラックで塗装。

ブラックのプロテクターモールにさらにマスキング。メッキシルバーを上塗りして仕上げましたが

プロテクターモールのメッキシルバーはガタガタな仕上がりだったので

メッキシルバーを落としてキッチンテープへと変更しました。

内装は説明書通りに塗り分け。シートの派手なグラフィックはデカールにて再現されます。

デカールを貼った後、つや消しクリアを噴いて全体のトーンを整えました。

 

 

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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とってもED! (ひろポン)
2013-08-13 20:50:59
>たかとと様こんにちは。
カリーナED!…ああ~意外な展開です(笑)
個人的に車種についてのコメントは控えますが(爆)
模型的には
実に良い色味で手の入れ方もさすがと
唸ってしまいます!
やはり詳しい人が作るとこうなるという良い見本ですね。

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ご無沙汰しています (Y34)
2013-08-14 00:15:50
 こんばんは。久しぶりに書き込みします。完成品、お見事な出来ですね。ボディーも内装も素晴らしい出来で実物をそのまま小さくしたのではという雰囲気です。カリーナEDといえば、トヨタ車としては珍しい4ドアピラーレスハードトップでしたね。
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ED! (たかとと)
2013-08-14 06:23:01
ひろポン様
おはようございます。
これが「田宮のセダンでメタリック」です。正確には4ドアクーペ。
この車種に関してはまともに4人乗れないセダン。という酷評もありましたが街中でしょっちゅう見る人気車。
先日久々に走っている個体を見ましたが実に小さい!
ただ横広ぺったんこに見せるデザインは説得力あります。
田宮のキットは極端に車高が低く感じますが、当時の車両写真をみるとホイールハウス内のクリアランスがあって妙に腰高。規制緩和前のデザイン先行80年車の匂いプンプンですね。
新しいメタリックカラーを試す為に選んだキットですが、正確には混ぜてしまったので何ですがメタリックカラーGX良い感じです。
やはり単色カラーで今度は何か作ってみます。
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ありがとうございます! (たかとと)
2013-08-14 06:34:52
Y34様
おはようございます。
今回は手を入れずに田宮クオリティを堪能しました。
どのパーツもカッチリ接着できるしシャシーの合わせも最高。25年前以上前のキットとはいえ流石田宮と唸らせてくれました。
4ドアピラーレスハードトップ
側面衝突安全性から見ると、今の基準では厳しく
消滅してしまったボディ形状ですね。
プラモデルでも「剛性」を感じる事ができて、センターピラーが無いので屋根のあたりは結構華奢な感じがしました。
ウインドウパーツとの段差もほとんどないのでボディの肉厚もギリギリ。Aピラーなど指で押すとぷにゅぷにゅヘコミます。塗装の割れに怯えながら研ぎ出ししました。
実車でも剛性アップの為にプレスラインの追加も考えられたとは思いますが
ボンネットにもルーフにもトランクフードにもプラスラインが全くない「のっぺり」とした造形はトヨタデザインの自信の現れと言えるでしょう。
最近の新型車、サイドの取ってくっ付けたようなプレスラインの酷さには閉口します。
デザインに自信がないからディティールに走っているようにしか思えません。
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製作お疲れ様でした。 (M.O.DELER)
2013-08-14 17:33:28
完成おめでとうございます。

この時代は「白」のボデーカラーが圧倒的に多かった記憶がありますが、この淡いグリーンメタリックも割と走っていましたね~懐かしいです。

確か、最高グレードはG-Limited、エンジンは3S-GEと記憶しています。
3点式シートベルトの天井部分の取り付けは、脱着できるようになってました。
今では考えられないですね(笑)

窓枠のメッキシルバーのウインドウモールディングやボデーをぐるりと囲むように配されたプロテクターモールディング、さらにその中にシルバーの細いモールディングがあるという複雑な造りですが、綺麗にすっきりと仕上げられていますね~♪

次回作も頑張ってください!

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ありがとうございます! (たかとと)
2013-08-14 18:20:32
M.O.DELER様
こんばんは。
このクルマが発売された頃、僕は20~21才くらいで
友人達は「ハイソカー」に流れていて、カッコいいながらもマークllやソアラを無理して乗っていました。
もうちょい上の年代に受けていたんですかね~。
シートベルトの脱着!!ですか。安全装置がそんな扱いって。。時代的にはまだシートベルトをマストでしている人が少なかったからって。本当に今では考えられないですね。
A112とカリーナEDの2キットあわせても部品点数が少なく一気に作りました。
次回作は1年放置の33を弄り出しました。年内完成目指して頑張ってみます。
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Unknown (ヒロシ)
2013-08-15 01:05:53
いきなりカリーナEDが出てきたのでちょっとビックリしました。
仰る通り、タミヤにしては最初からエアロが付いた珍しいキットだったかも。
しかし良いボディカラーですね。この淡いグリーンメタは作るのが難しそうですが、まさに実車のようで素晴らしいです。

ちなみにオートピスタは確かブリジストンの別ブランドだったと記憶してます。
ブリジストンの系列会社が作っていたみたいですね。
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Unknown (Y34)
2013-08-15 01:26:57
 4ドアピラーレスハードトップモデルは、ボディー剛性や側面衝突安全性に問題があったことで消滅してしまいましたね。でも、個人的に前後のウィンドーを全開した時の開放感が好きでした。シートベルトは天井に吊り下げられていて天井部分から脱着出来たのはシートベルト装着が義務付けられていない時代だったからでしょう。

 ところでカリーナEDが発売された当時、たかとと様は20~21歳だったとのことですが、ひょっとして昭和39年か昭和40年頃のお生まれではないでしょうか?
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高品質なエアロ? (たかとと)
2013-08-15 06:29:35
ヒロシ様
おはようございます。
70年代車・80年代車・ラリーカー・F1を年に1台ずつ作りたいなー。のノルマ(?)を課しています。
33も再開しましたがクジラクラウンも作っていたりもします。
田宮の80キットは沢山あるのでこれからもドンドン作ります。
オートピスタでググったらブリジストン系のようですね。さぞや高品質だったかと思われます。
個人的にはフロントフェンアー上の「オペルマンタ」を連想させる3色パターンのデカールがまさに80sかなと。
この汎用ステッカーも当時のカーショップで良く見かけました。
クレオスの新しいメタリックの粒子も細かくてスケール感もピッタリで良かったです。
今度は単色で使用してみたいですね。スーパーカー系にも良さそうです。
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昭和40年男も愛読 (たかとと)
2013-08-15 06:42:07
Y34様
おはようございます。
昭和39年生まれです。気がつけば50も手前です。
僕の作る模型は比較的に原体験と子供の頃しょっちゅう見たクルマが多いです。
当時はあまり好きではなくても今振り返ると結構良かったんじゃないかなぁ じゃあ作ってみようか。というパターンもしょっちゅうです。
所謂スーパーカー世代で環八沿いのクルマ屋さんやスーパーカーショーにもよく行きました。
カウンタックとBBは永遠の模型製作のテーマだったりもしますがキッチリと作った事がありません。
いつかは2台を並べてやりたいですね。
20才位頃は自力でクルマを買えるような経済力がなく父の乗っていた初代アコードが最初の愛車で
シビック~ビガー~最初の自力クルマのミニにMGF、今はジムニーに乗っています。
初代アコードはLSのキットを持っているのでもっと上手く作れるようになったら「最初の愛車」仕様で作ってやろうと思っています。

しかしシートベルトが脱着式とは何とも凄いすね。信じられません。
後席のヘッドレストが付いていなくても輸出仕様にはキチンと装着されていたり
何かと国内仕様は安全性をおろそかにしていたりチグハグな時代
でも脱着式なんてむしろコストがかかりそうでこちらもチグハグですね。
ピラーレスハードトップのスタイリング重視の視点からそうしたんでしょうね~
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