
フジミの新製品 1/24ロータスヨーロッパスペシャル/サーキットの狼 風吹裕矢を作ります。
出たばかりの新製品をすぐに作り始めるのは2002年のハセガワランチアラリー037以来です。


価格はキットの内容を考えるとちょっと高いかも。版権のためとはいえもうちょっと安くて良いのですが。


タミヤのキットは持っていませんが、あちらは恐らく決定版の内容でしょう。
後発のフジミは不利とはいえ、サーキットの狼シリーズが既存の製品からラインアップしている状況の中
このロータスは完全新規金型。気合いが伺えます。(サーキットの狼っていま「キテル」んですか?)
サーキットの狼が連載された当時、小5でこの漫画がスーパーカーブームのまさに火付け役。
ロータスヨーロッパは漫画の中では主役にも関わらず、
スーパーカー少年たちから見た実車の主役はカウンタックに365/512BBだったのは間違いありません。
スペック馬鹿少年は12気筒と300・302kmが王様でした。
決定的なのはリトラクタブルライトであるかないか。その点ポルシェの911も人気はありませんでした。
そんなスペック馬鹿の一人だった私も、たまにプラモを買ってもらえる際は12気筒に靡いたもんでして
実はロータスヨーロッパを作るのは人生初だったりします。


クリアパーツの奥左に思わせぶりなスペースが・・・バリエーション展開も期待されます。
ボディ・ホイールも差し替えてシリーズ1とか2とかも出ないかな。

昨年末に20年分のカーマガジンを処分しました。もちろん必要記事はスクラップしています。
ヨーロッパの資料には困りませんが、いつものようにディティールアップはしませんので簡単に完成へと進めます。


このキットはこの雑誌の表紙にもなっている車両をキット化したようです。
この車両に貼られているウインドウステッカーやボディサイドのステッカーもデカール内にセットされています。


裕矢のヨーロッパ最大の特徴はリアウイングですが、
劇中に描かれていない補助張線パーツもキットにはセットされています。
あるとかっこいい(見てくれ重視!)ので装着してみます。キットのパーツはごついので金属線に置き換えてみます。


足回りの仮組を行いました。
このキット、ダボとダボ穴がスナップキットと間違ってしまうかのように非常にタイト。
仮組で不用意に差し込んで取り外す際ダボを3箇所折ってしまいました。
パーテーション処理の際にダボを細く削ったり、ダボ穴をドリルでちょっと拡張したりしておきました。
またシャシーとボディのはめ込みもとってもタイト。
小心者の私はマルイカウンタック同様
はめ込みの際ボディに干渉する部分を6箇所ほど削って対応しておきました。


シャシーにボディを載せます。キットのタイヤのハイトも分厚いせいか実車とちょっとイメージが違いますね。
後ろは車高が下がりすぎ、前も下がってはいますがリアほどではないかな。

トレッドも広めです。ここはもうちょっと奥まっていた方が良さそうです。後々調整してみましょう。

模型的にはやや下がっている方がかっこいいのでこれはこれで良いかなと思います。
後ろをちょっと上げるか、前をちょっと落とすかしてバランスを取ってみます。

もちろん風吹裕矢仕様で作りますよーーーー