中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
351話)建設中の高速道路
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b5/a8da8ba150ec6c94deee2621928c223a.jpg)
中国の高速道路の延長がアメリカをぬいて世界一になったのは数年前のことでした。いまもモーレツな勢いでつづいており、世界的な経済不況のなか、内需拡大策として、いっそう力がはいっているようです。
霊丘県の唐河沿いの道路が工事中だったため、上北泉村のところから迂回路をさがして、山道にはいりました。この7月のことです。そうとうに荒れた土の道を、大型ダンプなどがとおり、かなりいたんでいました。そして途中で、高速道路の建設現場にであったのです。山東省の威海から内蒙古自治区の烏海につうじる道だそう。
そのつづきで渾源県まで帰ってきたら、恒山ダムの近くでトンネル工事がはじまっていました。同じ高速道路です。恒山山脈をぬけて、となりの朔州市にいき、さらにえんえんと銀川の北の烏海にまでつながるのです。区間を短く区切って、いっせいに工事がすすんでいますので、これまでの経験からいっても、完成はそう先ではないでしょう。
開通すれば、私たちにとっても、たいへん便利になります。おそらくつかわせてもらうことでしょう。でも、ふと気になるのは「自動車の社会的費用」です。宇沢弘文先生は、郷里の大先輩です。8月29日に北京に着き、これから大同に向かいますが、帰国したらもういちど読み返したいと思います。
霊丘県の唐河沿いの道路が工事中だったため、上北泉村のところから迂回路をさがして、山道にはいりました。この7月のことです。そうとうに荒れた土の道を、大型ダンプなどがとおり、かなりいたんでいました。そして途中で、高速道路の建設現場にであったのです。山東省の威海から内蒙古自治区の烏海につうじる道だそう。
そのつづきで渾源県まで帰ってきたら、恒山ダムの近くでトンネル工事がはじまっていました。同じ高速道路です。恒山山脈をぬけて、となりの朔州市にいき、さらにえんえんと銀川の北の烏海にまでつながるのです。区間を短く区切って、いっせいに工事がすすんでいますので、これまでの経験からいっても、完成はそう先ではないでしょう。
開通すれば、私たちにとっても、たいへん便利になります。おそらくつかわせてもらうことでしょう。でも、ふと気になるのは「自動車の社会的費用」です。宇沢弘文先生は、郷里の大先輩です。8月29日に北京に着き、これから大同に向かいますが、帰国したらもういちど読み返したいと思います。
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