中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
414話)華厳寺修建

大同の歴史遺産といえば、なんといっても雲崗石窟です。でも、大同城内で、とかぎれば、華厳寺でしょう。創建は遼代で、支配民族は契丹です。およそ1000年前ですね。仏像にすばらしいものがあるんですけど、別の機会にゆずりましょう。
建物にも特徴があります。中国では方位にとても神経をつかいますね。東西南北にしっかりともとづく。建物は基本的に南向きです。まして寺院なんかだと、この原則をはずれることはまずない。ところがこの華厳寺は東向きなのです。契丹は太陽の昇る東を神聖視したからだとききました。
華厳寺で残っていた大きな建物は大雄宝殿でした。そのほかの堂宇は火災その他で失われてしまったのです。このたび、それらが急速度で再建されています。日本の寺院のそれとくらべれば、スピード感がまったくちがいます。いいことか、悪いことか。
昨年夏には、華厳寺の周囲はレンガ建てのビルがたてこんでいたのに、いまやたくさんの木造の堂宇や回廊が建ち並び、その周辺も整備されつつあります。
建物にも特徴があります。中国では方位にとても神経をつかいますね。東西南北にしっかりともとづく。建物は基本的に南向きです。まして寺院なんかだと、この原則をはずれることはまずない。ところがこの華厳寺は東向きなのです。契丹は太陽の昇る東を神聖視したからだとききました。
華厳寺で残っていた大きな建物は大雄宝殿でした。そのほかの堂宇は火災その他で失われてしまったのです。このたび、それらが急速度で再建されています。日本の寺院のそれとくらべれば、スピード感がまったくちがいます。いいことか、悪いことか。
昨年夏には、華厳寺の周囲はレンガ建てのビルがたてこんでいたのに、いまやたくさんの木造の堂宇や回廊が建ち並び、その周辺も整備されつつあります。
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